確かな技術を持ち、現場で活躍できる専門職業人の育成を教育目標に、広島国際大学大学院は臨床心理学専攻の博士前期課程を改組。 来春、日本の私立大学で初となる専門大学院「実践臨床心理学専攻」を開設します。これまでの修士課程と比べ、専門大学院は、どこか違うのか? 新専攻ではどんな学びを展開し、将来の可能性はどう広がるのか? 上里一郎学長に新専攻開設のポイントを話してもらいました。
本学がなぜ臨床心理学専攻を専門職大学院に改組するのか。その背景には、心のケアに対する社会的なニーズの高まりがあります。 不登校、いじめ、児童虐待、うつ病、犯罪被害によるPTSD(心的外傷後ストレス障害)など、心をめぐるさまざまな問題やトラブルがいま、学校や家庭、職場を問わず発生しています。求められているのは、人が健全で豊かな生活を送るうえで、個々の症例に向き合い、解決を図る心の専門家。すなわち、臨床心理士の役割がますます重要視されるようになってきました。 本学は、「理論に裏付けられた実践的な技術を持ち、現場で活躍できる専門職業人の育成」を建学の精神に掲げています。この教育理念をしっかりと見つめ、より質の高いスペシャリストを育成していくこと。それを目標に、専門職大学院として「実践臨床心理学専攻」を開設することに至ったのです。