確かな技術を持ち、現場で活躍できる専門職業人の育成を教育目標に、広島国際大学大学院は臨床心理学専攻の博士前期課程を改組。 来春、日本の私立大学で初となる専門大学院「実践臨床心理学専攻」を開設します。これまでの修士課程と比べ、専門大学院は、どこか違うのか? 新専攻ではどんな学びを展開し、将来の可能性はどう広がるのか? 上里一郎学長に新専攻開設のポイントを話してもらいました。
新専攻の修了者には臨床心理修士の学位とともに、臨床心理士受験資格が与えられ、小論文試験免除となる点も専門職大学院ならではのメリットといえるでしょう。 臨床心理士としての進路は多彩です。精神科や心療内科、保健所、各種の福祉施設、家庭裁判所など、医療・保健、福祉、教育、さらに司法の分野にまで活動領域は広がっています。修了後にもっと深く研究したいという学生には、博士後期課程への進学も可能であり、研究実績を重ね博士号の取得を目指せます。 本学の心理科学部臨床心理学科から、新専攻、博士後期課程と、一貫した教育体制のもと、臨床心理学をしっかり勉強できる。そこが本学ならではの魅力です。人間の心を扱うこの学問は、つきつめれば人と自分の心に向き合うことにつながります。一人一人が学びながら、人間的にも大きく成長していける。そんな環境づくりも大切にしたいですね。 19世紀後半に生まれた臨床心理学は、他の学問ジャンルを取り入れて発展してきました。新専攻の誕生を契機に、教員と学生が一丸になって実践に取り組み、学問としての可能性を切り開く。日本の臨床心理学の新しい時代を本学が築いていく。そんな熱い意気込みで開設準備を進めています。