97校組み合わせ決定 広島大会、13日開幕 '06/6/25

 七月十三日に開幕する第八十八回全国高校野球選手権広島大会の組み合わせ抽選会が二十四日、広島市中区のもみじ銀行本店で開かれた。(森下敬)

 ■強豪 序盤から激突

 出場97校の主将、マネジャーが予備抽選で抽選順を決め、春季県大会で初優勝した宮原などシード8校からくじ引きが始まった。いきなりの強豪校との対戦に驚きの声を上げたり、希望通りの会場を引いて笑みを浮かべたり。会場は興奮に包まれた。

 開会式は十三日午後零時半から広島市民球場であり、音戸の山田雄一主将が選手宣誓。広―五日市の開幕戦があり、十三日間の熱戦の火ぶたを切る。福山市民球場では福山、尾三地区の学校が参加して午後零時半から開始式。府中東の児玉晃典主将が選手宣誓し、尾道商―大門が行われる。

 休養日は十八、二十一、二十四の三日間。順調に日程を消化すれば、二十五日に代表校が決まる。

 有力校が同一や近隣のゾーンに集中。少々、偏った印象の組み合わせとなった。とりわけノーシードの強豪、広島商、如水館が激戦ゾーンに入り、序盤から目が離せなくなった。

 宮原―向原ゾーンは、今春の県大会を制した宮原と、春季県大会で如水館を下した攻守にバランスの良い山陽が争う。

 近大福山―崇徳ゾーンは強打の崇徳が一歩も二歩も抜け出す。最近、力を伸ばしている大竹、昨年の出場辞退の悔しさをぶつける近大福山がどこまで食い下がれるか。

 工大高―三原東ゾーンは、今春の県大会8強の工大高と春季県大会の1回戦で広島商を破った国際学院の争い。昨秋の県大会でベスト16に入り、西条農と延長戦を戦った自彊が割って入れるか。

 盈進―広陵ゾーンは広陵の力が秀でる。高い投手力を持つ盈進が追う。3回戦で広陵と対戦が予想される宮島工も実力校。優勝候補も簡単には勝てないかもしれない。

 賀茂―竹原ゾーンは、春季県大会4強の賀茂がリード。海田、竹原などがどこまで迫れるか。

 加計芸北―広島工ゾーンに如水館が入った。如水館が中心になるが、春季県大会8強の広島工、投手力充実の国泰寺もいる。予断は許さない。

 瀬戸内―三次ゾーンは投打にスケールの大きい瀬戸内が最有力。しかし尾道、呉港、三次など実力校がひしめく。どこが勝っても不思議はない。

 総合技術―高陽東ゾーンが最激戦区。2連覇を狙う高陽東が最も力を持つが、順当なら初戦の2回戦で広島商と激突する。西条農、総合技術も力を秘める。このゾーンを突破するのは容易ではない。(森下敬)

 ●出場校ひとこと

 選手宣誓 元気に

 音戸・山田雄一主将 選手宣誓が決まって頭が真っ白です。緊張しやすく、目立つのも嫌い。本当はあまりうれしくないけれど、しっかり練習して元気にやれれば。

 周囲の期待 励み

 宮原・梶田竜平主将 中国大会に出てみんな自信をつけた。春の県大会で優勝して周囲の期待も大きい。重圧にせず、励みにして堂々と戦いたい。目標は甲子園です。

 抽選はまずまず

 如水館・柚木淳主将 抽選の結果はまずまずです。春はセンバツ出場を逃し、県大会では初戦敗退。悔しい思いをした。最後の夏は自分たちの野球をやり切りたい。

 目指すは甲子園

 高陽東・青木辰徳主将 (2回戦で対戦の可能性がある)広島商には昨秋の県大会で負けている。雪辱したい。ただ相手はどこでも全力で戦うだけ。目指すは甲子園。

 仕上がり好感触

 盈進・志田原剛主将 最近、福山地区の学校は甲子園出場を果たせていない。自分たちが勝つことで地域を盛り上げたい。チームはいい感じで仕上がっています。

 一球に集中する

 広陵・亀田真司マネジャー 一球に集中してベストのプレーをしたい。甲子園は見る場所ではなく、出る場所。甲子園でも勝てるチームになることが目標です。




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