2005.10.20
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新井貴浩内野手(28)
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142試合 打率3割5厘 本塁打43 打点94
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下半身使い本塁打王
■早出特打ちを貫徹
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43本で本塁打王に輝いた新井。「シーズン後、山本監督に『今年は自分でつかんだレギュラー。自信を持て』と言われたのがうれしかった」(撮影・藤井康正)
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―開幕戦は控えでしたが、どんな気持ちで試合に臨みましたか。
春季キャンプから厳しい年になると分かっていた。逆に内心めちゃめちゃ燃えていた。チャンスは何度も来るものじゃない。一発で決めてやるつもりだった。それが開幕3戦目の2アーチにつながった。
―ホームゲームの日は早出特打ちを欠かしませんでした。
1年間、何か一つやり遂げようと決めていた。こんなにバットを振ったシーズンはなかった。午前中にジムへ寄る日もあったので、試合後に帰宅したら眠るだけの生活になることもあった。ブルペン捕手の水本勝己さんに毎回付き添ってもらって本当に感謝している。
―2002年の28本塁打を大幅更新。何が変わりましたか。
下半身を使って軸で回転する技術がやっと体に染み付いた。内角を打つのが苦にならなくなった。狙い球を絞るなど配球を読むケースも増えた。5月に本塁打が出なくなったが、これまでのような焦りは少なかった。目指す打撃に間違いはないと自信があった。
―昨季は同い年の嶋が首位打者。危機感も出たのですか。
危機感ではない。あれだけの数字でタイトルに輝き、「自分もやるぞ」という刺激にはなった。今季、嶋とは試合後、「あのケースでの配球は」「流れを変えたプレーは」などと、よく話し合った。森笠や小山田ら広島には同年代の選手が多いので、僕らでチームを変えていかないと。
―6番では打率3割5分近く打ちましたが、4番ではバットは湿りがち。来季の課題ですか。
精神的に甘いのだと思う。ただ、2年前に4番だった時よりは「どうしよう」という気持ちは消えた。気合が気負いにならないような気の持ち方を身につけたい。今オフは筋力トレーニングや練習を計画だててやる。イベントの参加も増えるだろうが、「第一に野球をしっかりしてから」という気持ちを忘れない。