2005.10.21
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前田智徳外野手(34)
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146試合 打率3割1分9厘 本塁打32 打点87
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全試合先発こそ誇り
■アーチ増 経験の力
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13年ぶりに全試合先発で出場した前田。「先は長くないから、ファンへのサインもできるうちにしようと思っている」(撮影・藤井康正)
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―入団3年目の1992年以来、13年ぶりの全試合先発出場。95年に傷めた右足、2000年に傷めた左足の状態もよかったようですが、昨季と何が変わりましたか。
4年前から取り組み始めたリハビリの成果が出た。キャンプ前から今までとは違う足の感覚があった。トレーニングに加え、食事も気を付けた。油分を控えたものや有機野菜など妻が勉強して準備してくれた。サプリメントも朝、昼、就寝前に必ず摂るようにした。
―打撃成績より全試合先発の方にこだわっていたのはなぜですか。
ずっと出場し続けた上で成績を残すのが大事だ。打撃の調子が悪くなった時、「気分転換に」という意味で外されるのは納得がいかない。
―32本塁打は自己最多でした。長打力アップの秘訣(ひけつ)は。
数が増えたのは最後まで出続けたからだろう。若いころのような当たりはもう打てない。ただ、経験はある。精神的にも技術的にも昔とは違う。読みだったり、配球で打たせてもらったり。経験で得たものが一番の財産。昨年までカウント0―2からはどんな球でも手を出さなかったけど、今年は状況によって打った。そういうのも経験だ。
―年間打率3割以上は現役最多の10度。しかし、タイトルへの意欲を見せない理由は。
うーん。表現は難しいが、僕は自分に対する自信を持っていない。今年も、自分で納得できる打席は数えるほどなかった。「今のがなぜ安打になったんだろう」と一塁ベースに立った後で不思議に思うことばかりだった。首位打者を獲得する選手は入団3年目まで獲得することが多いんじゃないかなあ。
―通算2000安打まで242本。狙いますか。
自信はないけど、意欲は出てきた。意欲があるうちは大丈夫。今年、ある程度プレーができて、気持ちは強くなった。それがうれしい。今年をスタートの1年目と考えているけど、あと3年くらいはやりたいから…。いかに集中力を持ってやるかにかかっている。