赤ヘル、スゴイ8連打 |
'98/5/30 |
広島―巨人8回戦(4勝4敗、6時23分、広島、三万二千)
巨 人103000001―5 カープ00090004×―13
●…広島は打線が四回に打者14人を送る猛攻で、大量9点を奪っ て一気につき放した。この間、連続の8長短打を含めて10安打。連 続安打は金本の二塁打が引き金だった。野村の2点二塁打で、先発 の加藤が序盤に清原の3ランなどで失った4点を引き戻すと、以後 もペレス、前田の適時打で趙をKO。救援の岡田からも四球と2安 打で加点した。
この試合、広島ベンチは打線を一部手直し。これが見事に実っ て、実に20安打の13得点。安打数は今季両リーグ最多で、得点はチ ームの最多だった。
五回以降は救援の玉木重らが頑張り、九回の1失点にしのいだ。 (中村忠)
【写真説明】2塁打を放った金本=左と、適時打を放った前田=右
強いぞ赤ヘル、すごいぞビッグレッドマシン。今季両リーグ最多 の20安打、チーム今季最多の13得点。スタンドのファンと一緒に万 歳、万歳、バンザーイだ。
眠っていた打線が目覚めたのは四回。金本の二塁打をきっかけに 8連打で一挙5点。今季、広島に2勝して自信いっぱいのをKO した。この間、瀬戸の高いバウンドの三ゴロが適時打にすり替わ り、外野手の前にポトリと落ちるなど幸運な安打は計4本。趙は打 ち込まれた気がしなかったはずだ。降板した趙が、ロッカーで「何 で」を連発したのも分かる気がする。
広島には最高の試合も、巨人には最悪だったろう。何しろ松井の 先制打、清原の3ランと主砲が打ち、巨人の一方的展開だった。四 回の金本の二塁打もホームラン性の飛球を高橋がフェンスに登り、 グラブに当てたもの。ファインプレーが悪夢のきっかけとなるのだ から、勝負は本当にわからない。
わき役が活躍したのも見逃せない。前夜、好機に打てなかった瀬 戸が4安打2打点。二番に起用されたペレスが3安打3打点。なか でも、八回に代打で2点適時打の高は、二軍で若手の先頭に立って 頑張る姿を見ているだけにうれしい。
とにもかくにも、面白くて楽しい勝ちゲームをありがとう。
◎セ・リーグ勝敗表(第9節・30日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 (1)広 島 43 25 18 0 .581 − (2)横 浜 40 22 18 0 .550 1.5 (3)中 日 41 22 19 0 .537 0.5 (4)巨 人 44 23 21 0 .523 0.5 (5)阪 神 41 17 24 0 .415 4.5 (6)ヤクル 41 16 25 0 .390 1.0



