ずるずる4連敗 七回、玉木重痛恨の被弾

'98/6/20

広島―横浜12回戦(6勝6敗、1時1分、函館、一万二千)


横 浜000002310―6 
カープ000200010―3 
▽勝 野村12試合6勝4敗   
▽S 佐々木20試合19S    
▽敗 玉木重18試合3勝2敗1S
▽本塁打 中根2号(3)(玉木重)

●…広島は、またも救援投手陣が打ち込まれて横浜に逆転負け。 4連敗となった。

先発の高橋建の後を継いだ玉木重は制球がもう一つ。同点の七 回、中前打や四球などで一死二、三塁。中根に0―1からの甘いス ライダーを左中間に打ち込まれた。三番手の富岡も八回、ローズの 適時打でだめ押し点を奪われた。

高橋建と野村の投げ合いが続いたが、広島が四回に均衡を破っ た。二死満塁で瀬戸が右前に流し打って2点を先行した。中三日で 登板の高橋建は、粘り強い投球でピンチをしのいでいたが、球が高 めに浮いた六回、4安打を浴びて追いつかれた。前半、再三の好機 がありながら2点に終わり、野村を攻略できなかったのが響いた。 (天野)

【写真説明】六回表、横浜二死満塁、先発の高橋建はピンチを残して降板する。右は川端コーチ

▽長期の遠征で疲れた?

この季節、梅雨がなく、一番過ごしやすいはずの北海道。ところ が、早朝から雨と風が強く、大雨洪水警報も出ていた。プレーボー ルがかかったものの、選手の集中力への影響が一番の気がかりだっ た。

そんな心配も前半は取り越し苦労だった。先発の高橋建が踏ん張 り、打線も四回に瀬戸の2点適時打で先制した。それも、六回に高 橋建が捕まると暗転した。救援の玉木重、富岡が打ち込まれ、最後 は連続試合セーブの記録を更新中の佐々木にギブアップだ。

選手がだれ一人、凡打でいい、打たれてもいい、と思っていない ことはよく分かっている。それでも、一塁へヘッドスライディング した野村のような闘争心が、あまり感じられないのはやはり寂し い。

十一泊十二日。今季、最長のロードによる疲れもあるに違いな い。プロである以上、疲れを口にする選手はいない。しかし、体力 には限界があり、気力を振り絞れ、だけでは通用しない。メリハリ をつけた練習をすべきだろう。十二球団一と言われる練習量を返上 するのも一考ではないか。

試合後、球場の右翼後方に見えていた函館山が雨と霧で視界から 消えた。赤ヘルも4連敗で12あった貯金もわずか1。視界不良、そ して非常事態警報のまっただ中にある。(時永)

◎セ・リーグ勝敗表(第12節・20日現在)

試 勝 敗 引  勝   

合 数 数 分  率  差
(1)中 日 54 30 24  0 .556  ―
(1)横 浜 54 30 24  0 .556  0.0
(3)巨 人 60 32 28  0 .533  1.0
(4)広 島 55 28 27  0 .509  1.5
(5)ヤクル 54 24 30  0 .444  3.5
(6)阪 神 53 21 32  0 .396  2.5


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