広島―横浜12回戦(6勝6敗、1時1分、函館、一万二千)
横 浜000002310―6 カープ000200010―3
●…広島は、またも救援投手陣が打ち込まれて横浜に逆転負け。 4連敗となった。
先発の高橋建の後を継いだ玉木重は制球がもう一つ。同点の七 回、中前打や四球などで一死二、三塁。中根に0―1からの甘いス ライダーを左中間に打ち込まれた。三番手の富岡も八回、ローズの 適時打でだめ押し点を奪われた。
高橋建と野村の投げ合いが続いたが、広島が四回に均衡を破っ た。二死満塁で瀬戸が右前に流し打って2点を先行した。中三日で 登板の高橋建は、粘り強い投球でピンチをしのいでいたが、球が高 めに浮いた六回、4安打を浴びて追いつかれた。前半、再三の好機 がありながら2点に終わり、野村を攻略できなかったのが響いた。 (天野)
【写真説明】六回表、横浜二死満塁、先発の高橋建はピンチを残して降板する。右は川端コーチ
この季節、梅雨がなく、一番過ごしやすいはずの北海道。ところ が、早朝から雨と風が強く、大雨洪水警報も出ていた。プレーボー ルがかかったものの、選手の集中力への影響が一番の気がかりだっ た。
そんな心配も前半は取り越し苦労だった。先発の高橋建が踏ん張 り、打線も四回に瀬戸の2点適時打で先制した。それも、六回に高 橋建が捕まると暗転した。救援の玉木重、富岡が打ち込まれ、最後 は連続試合セーブの記録を更新中の佐々木にギブアップだ。
選手がだれ一人、凡打でいい、打たれてもいい、と思っていない ことはよく分かっている。それでも、一塁へヘッドスライディング した野村のような闘争心が、あまり感じられないのはやはり寂し い。
十一泊十二日。今季、最長のロードによる疲れもあるに違いな い。プロである以上、疲れを口にする選手はいない。しかし、体力 には限界があり、気力を振り絞れ、だけでは通用しない。メリハリ をつけた練習をすべきだろう。十二球団一と言われる練習量を返上 するのも一考ではないか。
試合後、球場の右翼後方に見えていた函館山が雨と霧で視界から 消えた。赤ヘルも4連敗で12あった貯金もわずか1。視界不良、そ して非常事態警報のまっただ中にある。(時永)
◎セ・リーグ勝敗表(第12節・20日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 (1)中 日 54 30 24 0 .556 ― (1)横 浜 54 30 24 0 .556 0.0 (3)巨 人 60 32 28 0 .533 1.0 (4)広 島 55 28 27 0 .509 1.5 (5)ヤクル 54 24 30 0 .444 3.5 (6)阪 神 53 21 32 0 .396 2.5



