広島―巨人10回戦(巨人6勝4敗、6時20分、広島、一万六千)
巨 人400011210―9 カープ001000111―4
●…広島は攻守に精彩がなく、今季初の6連敗。勝率も5割を切 った。
佐々岡の不調からいきなり勝負の先は見えた。一回二死一、二塁 から高橋の中前打をペレスが後逸し2点。続くダンカンに中越えの 2ランを打ち込まれ、早々と4点を失った。
広島の反撃は三回、野村が右中間に5号ソロを放ち、中盤以降に 望みをつないだ。
しかし、五回、佐々岡が広沢にソロホーマー浴びたほか、六回以 降も中継ぎ投手陣が打ち込まれ、一方的な展開。終盤、小刻みに加 点しての計3点も焼け石に水だった。(永山)
【写真説明】一回表、巨人二死三塁、ダンカンに中越えの先制9号2ランを浴び、肩を落とす佐々岡
このところ白星との縁が切れている広島は、目下、目の上のコブ に当たる巨人を血祭りにあげて厄払いといきたいところだが、それ もかなわぬ相談であった。
リーグ一とされたツワ者揃いの打線も、今では沈みの底にある。 しかも相手が斎藤雅とくれば一層、荷が重い。対広島の防御率が1 ・13。まともな状態なら2点取るのがやっとということになる。状 態が良かったので、案の定という結果になった。
こんなことになったのも出足、理由はそこに尽きるだろう。内容 も悪すぎた。佐々岡が走者を二人置いて高橋に喫した中前打をペレ スが後逸しての2失点。一昨日の横浜戦では味方の投手陣が7失点 しているが、投手の責任である自責点は一つもない。いかに野手陣 の守りが悪かったかは、その数字で明らか。ペレスの粗っぽいグラ ブさばきから判断して、そのことが教訓になってはいない。
後に佐々岡がダンカンに浴びた一発にしても、初球に高めへ投げ る手はない。ダンカンにはこのカード2回戦で若林が高め球を満塁 本塁打とひどい目にあわされているので、ここはウカツといっても いいだろう。いきなりの4失点は、斎藤雅の気持ちを乗せる始末の 悪いことにもなり、結局は投打ともにないない尽しの、どうにも寂 しい内容で終わった。(中村忠雄)
◎セ・リーグ勝敗表(第13節・23日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 (1)横 浜 55 31 24 0 .564 − (2)中 日 56 31 25 0 .554 0.5 (3)巨 人 61 33 28 0 .541 0.5 (4)広 島 57 28 29 0 .491 3.0 (5)ヤクル 55 24 31 0 .436 3.0 (6)阪 神 54 22 32 0 .407 1.5



