広島―巨人12回戦(巨人8勝4敗、6時20分、広島、一万八千)
巨 人211000000―4 カープ000020000―2
●…広島は序盤の失点が重くのしかかり、一九九三年以来の8連 敗を喫した。
今季初先発の黒田は一回、松井に右翼席へ特大の2ランを浴びぐ らついた。二回には一死一、三塁から桑田の中犠飛で1点。三回に も清水の左前打を挟む2四球と内野ゴロで1点と失点を重ねた。変 化球の制球力が悪く、多投した直球を打たれた。
4点を追う広島打線は五回、金本と浅井の短長打で築いた無死 二、三塁からペレスの内野ゴロと代打高の左前適時打で2点。後半 に望みをつないだが、桑田のコーナーワークにかわされ、田中以下 リリーフ陣の好投を生かせなかった。
巨人は3連勝。(永山)
【写真説明】今季初先発の黒田は、初回に松井の2ランを浴びるなど散々の出来。3回4失点で早々と降板=左 地元での巨人3連戦は1勝もできず、8連敗のカープにスタンドのファンも我慢は限界。あちこちで発奮を促す横断幕が登場した=右
二度あることは三度あると言う。三度目の正直とも言う。広島は ここ2試合、ともに出足で先手を取られているので、さて、3試合 目のこの夜はどんなものかと見ていたら、具合の悪いことに前者の 方だった。それも前夜と同じで、またも松井に2ランである。しか も黒田が以後も耐え切れずに序盤で4点を失っている。
でも、この夜はわずかながらも希望が持てた。理由は二つあっ た。救援の田中が中盤を支えて流れを引き止めたのと、もう一つは 相手の桑田にあった。本来の状態に届かない日は、コースを神経質 なほどに狙ってくる。球の切れ味が思うにまかせなかったからこそ で、ここが広島側のつけ目と見た次第。なのに中盤の真ん中で、差 を詰めたにすぎなかった。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たるとはいうけれど、それもさっぱり出 ないといった案配。なにせ、得点した前後は桑田に思うがままに振 り回されて、結局は6安打である。しかも内野ゴロが実に15個。外 側の球をひっかけたり、狙い球が定かでなかったりといった結果と いうことになろうか。相手が業師ではあったにしても、抵抗したの が一度では、どうにも寂しい。
何ともうっとしい連続の黒星。赤ヘルの梅雨明けは、いったいい つになるのか。内容からして見当がつかない。(中村)
◎セ・リーグ勝敗表(第13節・25日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 (1)横 浜 57 33 24 0 .579 − (2)巨 人 63 35 28 0 .556 1.0 (3)中 日 58 32 26 0 .552 0.5 (4)広 島 59 28 31 0 .475 4.5 (5)ヤクル 57 24 33 0 .421 3.0 (6)阪 神 56 23 33 0 .411 0.5



