ミンチー粘投 コイ救出

'98/6/26

中日―広島11回戦(中日6勝5敗、6時20分、ナゴヤドーム、四 万)


カープ000000200―2
中 日001000000―1
▽勝 ミンチー16試合6勝6敗 
▽S 小林幹28試合5勝3敗5S
▽敗 今中11試合2勝7敗   
▽本塁打 種田1号(1)(ミンチー)

●…広島がミンチー、小林幹の好継投と瀬戸の殊勲打で逆転勝 ち。連敗を8で止めた。

1点を追う広島は七回、四球と町田の右前打が続いた後、代打木 村が送りバントを決め一死二、三塁。この好機に瀬戸が右越えに二 塁打を放ち逆転した。

ミンチーは三回、種田に左翼ポール直撃の先制本塁打。五、六回 にも続けて一死一、二塁のピンチを招いたが、切れのいい変化球を 丁寧に低めに集め、いずれも併殺で切り抜けた。

逆転した後の広島は九回に小林幹を投入し、逃げ切った。 (永山)

【写真説明】連敗をストップさせ、喜ぶナイン。左から3人目が逆転2点二塁打を放った瀬戸、同4人目がセーブを挙げた小林幹

▽復活した基本プレー

一発で送りバントを決めた木村。一振りで逆転の2点二塁打を放 った瀬戸。最後は小林幹が佐々岡に代わる新ストッパー指名後、初 セーブ。阪神以外のチームから六月初勝利。とにかく1勝をするま で長かった。

やっとのことで脱出した連敗地獄。それでも、今後に向けての明 るい展望はまだまだ描けない。なぜなら、前田、江藤、金本のクリ ーンアップが仕事をしていないからだ。

一回の一死一塁では、前田が捕邪飛、江藤が遊ゴロ。四回は前田 が先頭打者として右前打で出塁したが、江藤が捕邪飛、金本が右 飛。六回は一死二塁で、前田が三振、江藤が右飛。八回無死一塁で は前田が遊ゴロ併殺打。仕事をらしい仕事といえば、七回に金本が 四球を選んで逆転のおぜん立てをしたぐらい。

クリーンアップが打席に入っても打てそうにない、点が入りそう にない。集中力に欠けているように見えてならない。何しろ、8連 敗中にマークした打点は前田が1、江藤がソロと3ランによる4、 金本は内野ゴロによる1。ビッグレッドマシンの中軸に座る打者と しては寂しい限りである。

連敗を脱出したものの、三人がいい仕事をしない限り、再び連敗 街道に入りかねない。クリーンアップの一日も早い「梅雨明け宣 言」が聞きたい。(時永彰治)

◎セ・リーグ勝敗表(第13節・26日現在)

試 勝 敗 引  勝   
合 数 数 分  率  差
(1)横 浜 57 33 24  0 .579  −
(2)巨 人 63 35 28  0 .556  1.0
(3)中 日 59 32 27  0 .542  1.0
(4)広 島 60 29 31  0 .483  3.5
(5)ヤクル 58 25 33  0 .431  3.0
(6)阪 神 57 23 34  0 .404  1.5


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