中日―広島11回戦(中日6勝5敗、6時20分、ナゴヤドーム、四 万)
カープ000000200―2 中 日001000000―1
●…広島がミンチー、小林幹の好継投と瀬戸の殊勲打で逆転勝 ち。連敗を8で止めた。
1点を追う広島は七回、四球と町田の右前打が続いた後、代打木 村が送りバントを決め一死二、三塁。この好機に瀬戸が右越えに二 塁打を放ち逆転した。
ミンチーは三回、種田に左翼ポール直撃の先制本塁打。五、六回 にも続けて一死一、二塁のピンチを招いたが、切れのいい変化球を 丁寧に低めに集め、いずれも併殺で切り抜けた。
逆転した後の広島は九回に小林幹を投入し、逃げ切った。 (永山)
【写真説明】連敗をストップさせ、喜ぶナイン。左から3人目が逆転2点二塁打を放った瀬戸、同4人目がセーブを挙げた小林幹
一発で送りバントを決めた木村。一振りで逆転の2点二塁打を放 った瀬戸。最後は小林幹が佐々岡に代わる新ストッパー指名後、初 セーブ。阪神以外のチームから六月初勝利。とにかく1勝をするま で長かった。
やっとのことで脱出した連敗地獄。それでも、今後に向けての明 るい展望はまだまだ描けない。なぜなら、前田、江藤、金本のクリ ーンアップが仕事をしていないからだ。
一回の一死一塁では、前田が捕邪飛、江藤が遊ゴロ。四回は前田 が先頭打者として右前打で出塁したが、江藤が捕邪飛、金本が右 飛。六回は一死二塁で、前田が三振、江藤が右飛。八回無死一塁で は前田が遊ゴロ併殺打。仕事をらしい仕事といえば、七回に金本が 四球を選んで逆転のおぜん立てをしたぐらい。
クリーンアップが打席に入っても打てそうにない、点が入りそう にない。集中力に欠けているように見えてならない。何しろ、8連 敗中にマークした打点は前田が1、江藤がソロと3ランによる4、 金本は内野ゴロによる1。ビッグレッドマシンの中軸に座る打者と しては寂しい限りである。
連敗を脱出したものの、三人がいい仕事をしない限り、再び連敗 街道に入りかねない。クリーンアップの一日も早い「梅雨明け宣 言」が聞きたい。(時永彰治)
◎セ・リーグ勝敗表(第13節・26日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 (1)横 浜 57 33 24 0 .579 − (2)巨 人 63 35 28 0 .556 1.0 (3)中 日 59 32 27 0 .542 1.0 (4)広 島 60 29 31 0 .483 3.5 (5)ヤクル 58 25 33 0 .431 3.0 (6)阪 神 57 23 34 0 .404 1.5



