追撃広島息切れ、高橋建は5回KO

'98/6/27

中日―広島12回戦(中日7勝5敗、6時、ナゴヤドーム、四万五 百)


カープ200001000―3
中 日22001000×―5
▽勝 川上12試合6勝2敗  
▽S 宣22試合2勝15S   
▽敗 高橋建15試合2勝2敗 
▽本塁打 ペレス2号(1)(川上)

●…高橋建がいきなり捕まった。一回、種田の三塁打と四球の 後、暴投で1点。さらに立浪の中前適時打で加点された。二回に入 っても踏ん張りがきかず、四球をきっかけに川上、種田の連続二塁 打で2点。五回にも立浪に適時二塁打を浴びて降板した。

広島の出足はよかった。一回、野村の中前打と四球などで得た無 死二、三塁に前田が右翼線に先制の2点二塁打。しかし、直後に追 いつかれると意気消沈し、以後は六回、ペレスのソロホーマーで1 点を返しただけ。さして調子のいいとは見えなかった川上、日笠、 宣のリレーにあっさりとかわされた。(永山)

【写真説明】五回裏、中日二死一、二塁、立浪の二塁打で一塁からゴメスが本塁をつくもタッチアウト。捕手瀬戸

▽まずは打者に集中を

前夜、やっとの思いで連敗という長いトンネルを抜け出た。前田 の適時打で8試合ぶりに初回先制点を挙げた。よし、いけるぞ。そ んなムードを壊したのが高橋建だった。

初回、あっさり同点に追いつかれ、二回には2点を勝ち越され た。暴投あり、サイン違いの捕逸あり、四球も絡むなど最悪の失点 の仕方だった。加えて、球審の判定に何度もクレームをつけるなど カッときてもいた。打者だけでなく球審とも対決していた。何より 打者への集中力が欠けていた。

前夜の勝ちムードを壊さないため、ベンチもピンチには攻撃的な 守りをしいた。一回無死三塁。内野への指示は前進守備だった。回 も浅く、2点差。これまでなら傷口を広げないため、中間守備を取 るケース。連敗中、得点した直後の失点が目立ったことから、あえ てこんな陣形をとったのだ。しかし、そんなベンチの思惑をよそに 見せた高橋建の独り相撲だった。

以前だったら、ベンチは二回が終わった時点で高橋建を降板させ ていただろう。我慢したのは、苦しい先発投手陣の台所事情があ る。先発左腕は大野が血行障害で戦列を離れ、高橋建だけ。やって もらわなくては困るのである。そろそろ投げるだけのマウンドに、 ピリオドを打ちたい。(時永彰治)

◎セ・リーグ勝敗表(第13節・27日現在)

試 勝 敗 引  勝   
合 数 数 分  率  差
(1)横 浜 58 34 24  0 .586  ―
(2)中 日 60 33 27  0 .550  2.0
(3)巨 人 64 35 29  0 .547  0.0
(4)広 島 61 29 32  0 .475  4.5
(5)ヤクル 59 26 33  0 .441  2.0
(6)阪 神 58 23 35  0 .397  2.5


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