中日―広島12回戦(中日7勝5敗、6時、ナゴヤドーム、四万五 百)
カープ200001000―3 中 日22001000×―5
●…高橋建がいきなり捕まった。一回、種田の三塁打と四球の 後、暴投で1点。さらに立浪の中前適時打で加点された。二回に入 っても踏ん張りがきかず、四球をきっかけに川上、種田の連続二塁 打で2点。五回にも立浪に適時二塁打を浴びて降板した。
広島の出足はよかった。一回、野村の中前打と四球などで得た無 死二、三塁に前田が右翼線に先制の2点二塁打。しかし、直後に追 いつかれると意気消沈し、以後は六回、ペレスのソロホーマーで1 点を返しただけ。さして調子のいいとは見えなかった川上、日笠、 宣のリレーにあっさりとかわされた。(永山)
【写真説明】五回裏、中日二死一、二塁、立浪の二塁打で一塁からゴメスが本塁をつくもタッチアウト。捕手瀬戸
前夜、やっとの思いで連敗という長いトンネルを抜け出た。前田 の適時打で8試合ぶりに初回先制点を挙げた。よし、いけるぞ。そ んなムードを壊したのが高橋建だった。
初回、あっさり同点に追いつかれ、二回には2点を勝ち越され た。暴投あり、サイン違いの捕逸あり、四球も絡むなど最悪の失点 の仕方だった。加えて、球審の判定に何度もクレームをつけるなど カッときてもいた。打者だけでなく球審とも対決していた。何より 打者への集中力が欠けていた。
前夜の勝ちムードを壊さないため、ベンチもピンチには攻撃的な 守りをしいた。一回無死三塁。内野への指示は前進守備だった。回 も浅く、2点差。これまでなら傷口を広げないため、中間守備を取 るケース。連敗中、得点した直後の失点が目立ったことから、あえ てこんな陣形をとったのだ。しかし、そんなベンチの思惑をよそに 見せた高橋建の独り相撲だった。
以前だったら、ベンチは二回が終わった時点で高橋建を降板させ ていただろう。我慢したのは、苦しい先発投手陣の台所事情があ る。先発左腕は大野が血行障害で戦列を離れ、高橋建だけ。やって もらわなくては困るのである。そろそろ投げるだけのマウンドに、 ピリオドを打ちたい。(時永彰治)
◎セ・リーグ勝敗表(第13節・27日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 (1)横 浜 58 34 24 0 .586 ― (2)中 日 60 33 27 0 .550 2.0 (3)巨 人 64 35 29 0 .547 0.0 (4)広 島 61 29 32 0 .475 4.5 (5)ヤクル 59 26 33 0 .441 2.0 (6)阪 神 58 23 35 0 .397 2.5



