広島―ヤクルト16回戦(8勝8敗、6時20分、広島、二万一千)
ヤクル030000100―4 カープ000201000―3
●…同点で迎えた七回、紀藤が崩れた。3連打を浴びた後の一死 満塁から飯田に決勝点となる死球を与えた。
紀藤は立ち上がりも不安定だった。二回、町田の失策をきっかけ に宮本、飯田に適時打を浴びて3失点。以後は球を散らして立ち直 ったが、七回は単調になったところをつけ込まれた。
3点を追う広島は四回、正田の右前打を足場に前田、木村の長短 打で2点を返した後、六回には金本の適時打で同点。勝ち越された 直後の七回には一死一、三塁の好機をつかんだが、後続が倒れ、石 井一を捕らえきれなかった。
広島の連勝は4でストップ。(永山)
【写真説明】七回裏、広島一死一、三塁、フルカウントから粘った正田は最後に三振。同点機を逃す。捕手古田
開幕からどっかりと四番に座っていた名前が、スコアボードから 消えた。前夜、左ひじに死球を受けた江藤である。代わりにベンチ がだれを指名するか。注目の選手は町田だった。
その町田に初回、いきなりチャンスが巡ってきた。一死一、二 塁。しかし、初球を打って出て遊ゴロ併殺。気負いが最悪の結果に なった。直後の二回には、初めて飛んできた正面への打球をはじい た。この失策をきっかけに紀藤が3点を奪われた。一塁を守りなが ら、内心いてもたってもいられなかったろう。
投打でいきなりのマイナス。落ち込んでしまうケースだが、前向 きさは失わなかった。四回、1点を返した後、無死二塁で再び回っ てきた打席では二ゴロ。バットを振り回すことなく、何とか右方向 への進塁打、とのチームバッティングがはっきり見えた。これが、 木村の適時打につながった。六回には四球を選び、一死一、二塁と 好機を広げて金本の同点打を呼んだ。
残念ながら、六年ぶりのの四番を町田は勝利で飾れなかった。し かし、町田を筆頭に木村、野々垣らは毎日、レギュラーより一足早 く球場入りして汗を流してきた。当たり前といえば当たり前だが、 全力投球の姿勢は必ず実るはず。この日の悔しさを明日からの試合 にぶつけてほしい。(時永彰治)
◎セ・リーグ勝敗表(第15節・11日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 (1)横 浜 68 40 28 0 .588 − (2)巨 人 73 40 33 0 .548 2.5 (3)中 日 70 38 32 0 .543 0.5 (4)広 島 71 36 35 0 .507 2.5 (5)ヤクル 70 30 40 0 .429 5.5 (6)阪 神 70 27 43 0 .386 3.0



