横浜―広島17回戦(横浜9勝8敗、6時、横浜、三万)
カープ010010000―2 横 浜00004132×―10
●…広島は、好調な横浜打線に毎回の15安打を許して10点を失 い、逆転負け。勝率は5割に戻った。
ピンチをしのいでいたミンチーが五回に捕まった。崩れるきっか けは、先頭、川村の左前打。一死満塁と局面が変わった後、ロー ズ、駒田の連続適時打で逆転され、ミンチーは降板。代わった黒田 も谷繁に右前適時打を浴びた。後半も失点を重ねてリードを広げら れた。ミンチーはカーブの制球が甘くなり、投球が単調になったと ころを狙われた。
広島は二回、金本の右越え本塁打で先制。五回は前田の二塁打で 加点したが、前半、再三の追加点を奪える好機を逃したのが響い た。
横浜は1分けを挟んで6連勝。(天野)
【写真説明】2点リードした五回裏、一気に4失点と乱れたミンチー
これが勢いと言うものだろうか。1分けを挟んで5連勝中、しか も2試合連続のサヨナラ勝ち。乗りに乗ってる横浜の前に、広島も 脱帽である。
試合になったのは五回表まで。ミンチーの力投で2―0とリード していた。ところが、ローズ、駒田に連続適時打を浴びてあっさり 逆転された。四回までのミンチーは真っすぐが走り、その攻めの投 球には気迫すら漂った。それだけに、その変身ぶりは残念としか言 いようがない。
飛ばしすぎによる疲れからか。横浜打線の重圧に音を上げたの か。それとも、勝ち投手の権利を目前にあせったのか。勝てば、ハ ーラー単独トップの9勝目。横浜に勝っていい形で前半戦を終わり たい、との欲があったのか。低めに球を集めて打たせて取る、いつ もの投球ではなかった。何より、五回は持ち前の粘り、集中力に欠 けた。
ミンチーだけでなく、打線も集中打に欠けた。なかでも、四番の 江藤の不振が響いた。四度の打席でいずれも走者を置きながら、本 塁に迎え入れることができなかった。すべて3アウト目。打線が四 番で切れ、当たっている金本、浅井につなぐことができなかったの も痛かった。
横浜にやられ放題のまま、引き下がるのかどうか。ナインの反発 に期待したい。
◎セ・リーグ勝敗表(第16節・18日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 (1)横 浜 72 43 28 1 .606 ― (2)中 日 75 40 34 1 .541 4.5 (3)巨 人 77 41 36 0 .532 0.5 (4)広 島 76 38 38 0 .500 2.5 (5)ヤクル 74 33 41 0 .446 4.0 (6)阪 神 74 28 46 0 .378 5.0



