広島4連敗、借金2で前半戦終了

'98/7/20

横浜―広島19回戦(横浜11勝8敗、6時、横浜、二万八千)


カープ000000000―0 
横 浜00109200×―12 
▽勝 三浦16試合8勝4敗   
▽敗 高橋建19試合2勝5敗  

●…投手陣が不振の広島は、横浜に12点を奪われ、打線も三浦に 封じられて大敗。4連敗となり、借金2で前半戦を終えた。

この日も投手陣が踏ん張れなかった。先発の高橋建は三回に万 永、波留の長短打で先制された後の五回、一気に崩れた。一死後、 四球を挟み、鈴木尚の二塁打など4連打で3点を失って降板。黒田 は2四球で傷口を広げ、3本の適時打を浴びて、計9点を許した。

勢いのある横浜打線に対してマウンドで気迫が感じられず、ピン チになると逃げの投球が目立った。

打線も三浦の緩急をつけた投球に、散発の6安打。13の飛球を打 ち上げ、三塁を踏んだのは一度だけだった。(天野)

【写真説明】【横浜−広島】三回表、横浜二死三塁、波留(中央)の内野安打で先制点を許す。一塁手浅井、右は投手の高橋建

▽横浜打線の花火で広島沈む

燃えに燃える横浜スタジアム。この夜、近くの山下公園前の海上 で大花火大会があった。打ち上げ花火が最高潮になった五回、横浜 打線も大爆発。高橋建が、黒田が火だるまになった。何とか一矢 を、との広島の思いは9失点とともにあっけなく消えた。

この試合を落とすと借金2。勝率5割で前半戦を折り返せるかど うか、の大事な一戦だった。前回、中四日で先発した加藤を再び起 用することもできた。あえて高橋建を投げさせたのは相性に加え、 先発として一人立ちを、との後半戦をにらんだベンチの思惑があっ たに違いない。

結果は吉とは出なかった。投手陣は計12失点、自慢のビッグレッ ドマシンも三浦の前にゼロ行進。広島は4連敗に沈み、8連勝で首 位を快調に飛ばす横浜とのゲーム差も9・5と開いた。横浜の夢は 大きく膨らみ、広島の夢はしぼんだ。

ベンチにも、ナインにも屈辱的な40敗目だった。一日でも早く忘 れてしまいたいかもしれない。だが、左翼席の赤ヘルファンのほと んどが最後まで席を立たず、熱い声援を送っていたのは忘れてほし くない。

後半戦に向けてチームをどう立て直すか。一つ一つのプレーを大 事に、そして一人一人が基本に立ち返ってプレーする。特効薬、近 道はないはずだ。(時永彰治)

◎セ・リーグ勝敗表(第16節終了・20日現在)

試 勝 敗 引  勝   
合 数 数 分  率  差
(1)横 浜 74 45 28  1 .616  ―
(2)中 日 77 42 34  1 .553  4.5
(3)巨 人 79 41 38  0 .519  2.5
(4)広 島 78 38 40  0 .487  2.5
(5)ヤクル 76 35 41  0 .461  2.0
(6)阪 神 76 28 48  0 .368  7.0


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