ショック療法 連敗脱出

'98/7/31

広島―中日17回戦(広島9勝8敗、6時21分、広島、一万四千)


中 日005000010―6
カープ53000000×―8
▽勝 ミンチー22試合9勝8敗
▽S 小林幹36試合6勝4敗11S▽敗 山田洋10試合1勝2敗  
▽本塁打 ペレス3号(3)(山田洋)ゴメス16号(4)(ミンチー)

●…広島が序盤に挙げた大量点を何とか守り、連敗を9でストッ プさせた。

一回一死三塁から前田の右前打で先制した広島の攻撃は、なおも 浅井の適時打で加点した後、ペレスが右中間に追い打ちの3ラン。 二回には3四死球を足場にした二死満塁から金本、浅井の連続適時 打で3点と一方的に試合を進めた。

しかし、三回にミンチーが急にリズムを乱し、立浪に適時二塁打 を浴びたのに続き、ゴメスに中堅右に満塁本塁打。3点差まで詰め 寄られたが、清川、大野、小林幹とつなぎ、失点を1点までに抑え 逃げ切った。(永山)

【写真説明】一回裏、広島二死一、二塁、ペレスが右越えに3号3ランを放つ。投手山田洋、捕手中村(上)。5点は失いはしたものの、9勝目を挙げたミンチー(下)

▽次は4番の復活見たい

後半戦に入り、5試合で4点しか奪えずアップアップだった打線 が一回に5点、二回に3点と爆発した。この大量点がものを言って 連敗を9で止めたが、この日の梅雨明けのようにすっきりとはいか なかった。

もやもやが吹っ切れなかったのは四番打者の極度の不振にある。 いずれも走者を置いての五度の打席で、一度も快音を響かせること が出来なかった。だめ押し点がほしい六回の一死一、二塁、八回の 無死二塁。ともに力のないスイングで空振り三振に終わった。結 局、後半戦で打点のなかったクリーンアップの中でただ一人取り残 された。

打ちたい。打てなかったらどうしよう。打席の中で考えすぎてい る。三塁の守りにも影響している。内野安打になったが、動きは重 い。それだけに、勝負どころでベテランが見せた気迫をお手本にし てほしい。

ワンポイントで起用された清川である。直球は130キロに届かな い。左の立浪に対し、110キロ台のカーブでカウントを稼ぎ、これ しかないカーブで注文通りの空振り三振に切った。涼しい顔で仕事 を果たし、だてに飯を食ってきていないことを証明した。

やはり、四番が打たないとチームは弾まない。まだまだ51試合も 残っている。一日も早くどっしりとした構えの江藤を見たい。 (時永彰治)

◎セ・リーグ勝敗表(第18節・31日現在)

試 勝 敗 引  勝   
合 数 数 分  率  差
(1)横 浜 78 47 30  1 .610  −
(2)中 日 83 46 36  1 .561  3.5
(3)巨 人 85 43 42  0 .506  4.5
(4)ヤクル 80 38 42  0 .475  2.5
(5)広 島 84 39 45  0 .464  1.0
(6)阪 神 82 32 50  0 .390  6.0


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