広島―中日18回戦(9勝9敗、6時20分、広島、二万) 中 日301000001―5 カープ000000002―2
●…広島の先発山内は出足で2四球の二死から井上に右へ3ラン を浴びた。三回には安打と失策の一死一、三塁で、井上の浅い中飛 を捕球したケサダがアウトカウントを間違える基本的なミスで失 点。九回には三番手の玉木重が関川に適時二塁打を喫し、ダメを押 された。
援護の打線は、山本昌の緩急に揺さぶられて八回までは4安打だ け。反撃したのは九回だった。無死から江藤、金本の連続安打で山 本昌をKO。救援の落合には代打攻勢をかけて一死後、浅井の右前 打で満塁と好機を膨らませた。ここで緒方の四球と二塁ゴロで2点 を返したが、後が続かなかった。(中村忠)
【写真説明】一回表、中日二死一、二塁、井上に先制の7号ホーマーを浴びマウンド上で打球の行方を見る山内
夏休みに入り、地元では初の土曜日のゲーム。スタンドは久々に 二万人で埋まった。連敗もストップして「さあ、これから」。そん な期待を持って駆けつけたファンの不快指数はどれぐらいを示した だろうか。
何しろ、初回にいきなり3失点。二カ月ぶりに先発した山内が、 四球の2走者を置いて井上にどでかい3ランを浴びた。力みから球 に自らの意思を伝えられなかったようで、打者に完ぺきに打たれ た。
悪いことは続く。三回には失策絡みの一死一、三塁から井上の打 球は浅い中飛。ケサダの強肩が見られる、と思ったらアウトカウン トを間違えるボーンヘッドで犠飛にすり替わった。何やっとるん だ。指数はぐーんとはね上がったはず。
それでも、見せるプレーはあった。五回に失策を犯した木村は七 回のピンチに見事なグラブさばきで失点をくい止めた。ケサダも九 回は落ち着いた打球処理で三塁を狙った久慈を刺した。初めて三塁 に走者を進めた九回はベンチを温めていた緒方、野村が代打で出 場。「広島劇場」への期待、緊張感を久々に味わうことができた。
確かに一生懸命やっているだけでは、プロはすまされない。だ が、あしたにつながるものは見せてくれた。次は不快指数ゼロの試 合を頼みます。(時永彰治)
◎セ・リーグ勝敗表(第18節・1日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 (1)横 浜 79 48 30 1 .615 (2)中 日 84 47 36 1 .566 3.5 (3)巨 人 86 44 42 0 .512 4.5 (4)ヤクル 81 38 43 0 .469 3.5 (5)広 島 85 39 46 0 .459 1.0 (6)阪 神 83 32 51 0 .386 6.0
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