ヤクルト―広島22回戦(ヤクルト13勝9敗、6時20分、神宮、二 万)
カープ000001000―1 ヤクル00000003×―3
●…広島は八回、ヤクルトに集中打を浴びて逆転負け。神宮球場 で昨年から12連敗となり、借金は今季、最多タイの10となった。
七回まで1安打に抑えていた佐々岡が八回、下位打線に打ち込ま れた。先頭の池山に三遊間を抜かれ、ホージーには2―2からのフ ォークを右中間スタンドに運ばれた。さらに一死一、三塁のピンチ を残して降板。代わった高橋建も代打土橋に中前打を浴びてリード を広げられた。
打線は北川にタイミングが合わず、六回に緒方の中前打で挙げた 1点だけ。一回の一死一、二塁は中軸が凡退。五回の一死一、三塁 も一、二番が倒れて佐々岡を援護できなかった。(天野)
【写真説明】八回、ホージーに逆転2ランを浴びた後、なおも一死一、三塁のピンチを残し降板する佐々岡
●●●●●●●●●●●。昨年七月二十七日以来、神宮球場で積み重ねた試合前までの黒星 である。相性判断によれば、間違いなく神宮は鬼門だろう。三塁ベ ンチには三カ所に盛り塩、そして清めの塩がまかれた。負けても負 けても球場に駆けつけたファンと同様にナインも白星に飢えていた に違いない。
ところが五回まで00000とゼロ行進。一回一死一、二塁。相 手の失策で得た五回一死一、三塁を生かせない。六回に先制した が、広島戦に今季初登板の北川を捕らえきれない。
北川はコーナーへの制球が抜群で、古田のリードもさえた。左打 者への真ん中よりのシュートが効果的だった。しめた、と打者が引 っ張りにいったところで外に逃げ、沈んで凡打にすり替わった。中 前に2安打した前田のいいお手本があるのに生きない。なぜだろ う。残念だ。
佐々岡はよく踏ん張った。本塁から中堅への強い風を頭に入れ、 低めを丁寧についた。若い田村との呼吸もよかった。八回、この日 初めて真ん中高めに入ったフォークをホージーに右越えに運ばれ た。一発を警戒していた中での逆転2ラン。それだけに「失投」と いう言葉で片づけるには、悔やみきれない一球だ。
いい試合だったけど…。引き揚げるファンの会話を想像するだけ で無念だ。(時永彰治)
◎セ・リーグ勝敗表(第22節・25日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 (1)横 浜 98 59 38 1 .608 ― (2)中 日 104 60 43 1 .583 2.0 (3)巨 人 106 54 52 0 .509 7.5 (4)ヤクル 99 48 51 0 .485 2.5 (5)広 島 104 47 57 0 .452 3.5 (6)阪 神 103 38 65 0 .369 8.5



