ミンチー2発に沈む

'98/8/26

ヤクルト―広島23回戦(ヤクルト14勝9敗、6時21分、神宮、二 万)


カープ000100000―1
ヤクル30000020×―5
▽勝 川崎22試合13勝7敗
▽敗 ミンチー27試合11勝9敗
▽本塁打 アンソニー5号(3)(ミンチー)笘篠2号(1)(川崎)ホー ジー9号(2)(ミンチー)

●…広島は、ヤクルトの外国人の2本塁打に沈み、3連敗となっ た。

立ち上がりのミンチーは制球が不安定だった。一回、辻の四球と 真中の妨害出塁、送りバントなどで二死一、三塁。アンソニーに1 ―3から甘い速球を左中間スタンドに打ち込まれた。その後、持ち 味の緩急をつけた投球でかわしていたが、七回、ホージーに2ラン を浴び、試合を決められた。

打線は、直曲球を低めに集める川崎に手こずった。四回に笘篠が ソロ本塁打を放ったものの、反撃の糸口をつかめないまま。ペレ ス、正田の代打陣が連打した八回も、野村が併殺に倒れて川崎を攻 略できなかった。

試合時間2時間9分は、今季、両リーグ最短。(天野)

【写真説明】一回裏、ヤクルト二死一、三塁、アンソニーに先制3ランを浴びたミンチー

▽積極打法が裏目に出る

うーん、また負けた。とにかく打てない。得点は笘篠のソロによ る1点ぽっきり。試合後、ヒーローインタビューを受ける川崎の言 葉が球場に流れた。

「球が走らず、コントロールもよくなかった」「ただ低めに投げ た」「悪いながらストライクがとれた」。引き揚げるナインの耳に どう聞こえただろうか。

この夜の敗戦で広島は神宮球場で二年越しの13連敗。今季に限れ ば、9連敗でこの間の得点は18、1試合平均2点。本塁打5本。一 方のヤクルトは45点、5点、10本。試合前のチーム成績を見ると打 率で1分1厘、得点で108点も広島が良かった。借りてきた猫の ように打てないのはなぜ。

ミンチーと最多勝を争っている川崎が相手。しかも、140キロを 超える速球と鋭い変化球を操る右腕に、広島は第1ストライクを積 極的に打って出た。それが裏目に出るのだから始末に負えない。八 回は2安打しながらわずか5球でチェンジ。結局、川崎の球数は1 04。無四球のおまけまでついた。

終わって見れば、試合時間は2時間9分。今季両リーグ最短だっ た。同じチームが、今月八日は横浜相手に二日がかりの6時間13 分、史上3位の死闘を演じて敗れている。何か早く帰らないといけ ない用事でもあったの、と皮肉の一つも言いたくなる。(時永彰 治)


◎セ・リーグ勝敗表(第22節・26日現在)

試 勝 敗 引  勝   
合 数 数 分  率  差
(1)横 浜 99 59 39  1 .602  − 
(2)中 日 105 60 44  1 .577  2.0
(3)巨 人 107 55 52  0 .514  6.5
(4)ヤクル 100 49 51  0 .490  2.5
(5)広 島 105 47 58  0 .448  4.5
(6)阪 神 104 39 65  0 .375  7.5


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