ヤクルト―広島23回戦(ヤクルト14勝9敗、6時21分、神宮、二 万)
カープ000100000―1 ヤクル30000020×―5
●…広島は、ヤクルトの外国人の2本塁打に沈み、3連敗となっ た。
立ち上がりのミンチーは制球が不安定だった。一回、辻の四球と 真中の妨害出塁、送りバントなどで二死一、三塁。アンソニーに1 ―3から甘い速球を左中間スタンドに打ち込まれた。その後、持ち 味の緩急をつけた投球でかわしていたが、七回、ホージーに2ラン を浴び、試合を決められた。
打線は、直曲球を低めに集める川崎に手こずった。四回に笘篠が ソロ本塁打を放ったものの、反撃の糸口をつかめないまま。ペレ ス、正田の代打陣が連打した八回も、野村が併殺に倒れて川崎を攻 略できなかった。
試合時間2時間9分は、今季、両リーグ最短。(天野)
【写真説明】一回裏、ヤクルト二死一、三塁、アンソニーに先制3ランを浴びたミンチー
うーん、また負けた。とにかく打てない。得点は笘篠のソロによ る1点ぽっきり。試合後、ヒーローインタビューを受ける川崎の言 葉が球場に流れた。
「球が走らず、コントロールもよくなかった」「ただ低めに投げ た」「悪いながらストライクがとれた」。引き揚げるナインの耳に どう聞こえただろうか。
この夜の敗戦で広島は神宮球場で二年越しの13連敗。今季に限れ ば、9連敗でこの間の得点は18、1試合平均2点。本塁打5本。一 方のヤクルトは45点、5点、10本。試合前のチーム成績を見ると打 率で1分1厘、得点で108点も広島が良かった。借りてきた猫の ように打てないのはなぜ。
ミンチーと最多勝を争っている川崎が相手。しかも、140キロを 超える速球と鋭い変化球を操る右腕に、広島は第1ストライクを積 極的に打って出た。それが裏目に出るのだから始末に負えない。八 回は2安打しながらわずか5球でチェンジ。結局、川崎の球数は1 04。無四球のおまけまでついた。
終わって見れば、試合時間は2時間9分。今季両リーグ最短だっ た。同じチームが、今月八日は横浜相手に二日がかりの6時間13 分、史上3位の死闘を演じて敗れている。何か早く帰らないといけ ない用事でもあったの、と皮肉の一つも言いたくなる。(時永彰 治)
◎セ・リーグ勝敗表(第22節・26日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 (1)横 浜 99 59 39 1 .602 − (2)中 日 105 60 44 1 .577 2.0 (3)巨 人 107 55 52 0 .514 6.5 (4)ヤクル 100 49 51 0 .490 2.5 (5)広 島 105 47 58 0 .448 4.5 (6)阪 神 104 39 65 0 .375 7.5
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