横浜―広島23回戦(横浜14勝9敗、6時、横浜、二万七千)
カープ000220201―7 横 浜30400015×―13
●…広島は打撃戦の末、横浜に競り負け、5連敗となった。
先発の山内は球威がなく、あっさりと横浜打線に捕まった。一 回、石井琢からいきなり3連打を浴びて先制され、駒田の中前打な どで3点。三回は鈴木尚、ローズの連続二塁打で追加点を許し、降 板。二番手の菊地原も川村の2点二塁打で差を広げられた。
打線はよく粘った。四、五回に前田、ペレスの2ランで追い上 げ、七回は無死満塁から前田の2点二塁打。1点差として無死二、 三塁の好機が続いたが、三番手の五十嵐に金本から三者三振。流れ を引き寄せられず、終盤、突き放された。投手の交代機が遅れたの も傷口を広げる結果となった。(天野)
【写真説明】七回表、広島無死満塁、前田が中越えに2点二塁打を放ち、プロ通算1000本安打を達成。6−7と追い上げる
緊迫した試合も終わって見れば、赤ヘルファンにとってはただ試 合時間が長いだけだった。5連敗。どこまで負ければ気が済むのだ ろうか。
序盤、山内がマシンガン打線に捕まって7失点。そのままかぶと を脱ぐかと、思ったらこの夜は違った。四回に前田、五回にペレス が2ラン。七回には3長短打で1点差まで迫った。ところが、膨ら んだ意地は一気にしぼんだ。
なおも続く無死二、三塁で代わった五十嵐に金本以下が三者連続 三振。三振した球はいずれもスライダー。五十嵐は絶対に抑えてや る、との気迫が表に出ていたが、広島? 疑問符の攻めは六回にも あった。江藤が左翼線安打したが二塁を欲張って憤死。緒方、浅井 の安打が続いたが結局、3連打で無得点のお粗末さだった。
守っても七回から登板の高橋建が先頭ローズに一発。八回には四 球と波留の二塁打でピンチを招き、つないだ玉木重が火に油を注い だ。波留を玉木重はそれまで6打数、無安打と抑えていた。波留に 代打は考えられず、ベンチの継投がワンテンポ早ければ局面は違っ ていたかもしれない。
首位を争うチームと5位を低迷するチームの差。そう言うのは簡 単だ。かつての試合巧者ぶりが感じられないのはあまりに寂しい。 (時永彰治)
◎セ・リーグ勝敗表(第22節・28日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 (1)横 浜 101 60 40 1 .600 − (2)中 日 106 61 44 1 .581 1.5 (3)巨 人 109 56 53 0 .514 7.0 (4)ヤクル 101 50 51 0 .495 2.0 (5)広 島 107 47 60 0 .439 6.0 (6)阪 神 106 40 66 0 .377 6.5



