阪神―広島25回戦(阪神13勝12敗、6時、甲子園、一万八千)
カープ000100000―1 阪 神20000100×―3
●…広島は佐々岡がいきなり一発病。打線は阪神・山岡の前に沈 黙し、プロ入り初勝利を献上した。
佐々岡は大豊一人にやられた。一回二死一塁からフォークを中越 えに運ばれて2点を先制された。二回からは緩急を使ってかわした が、六回に再び二死一塁から中越え二塁打で加点を許した。風に乗 った不運な打球だったが、決定的な失点だった。
打線は四回に江藤が25号ソロを放つのがやっと。九回は一死二、 三塁まで詰め寄ったがかわされた。68敗目で今季の負け越しが決ま った。(木村雅)
【写真説明】四回表、広島二死、江藤は左越えに25号ソロを放つ
破壊力抜群と言われた赤ヘル打線の面影がない。初対決となった 阪神先発の山村に七回まで6安打、1点。プロ初勝利を記録されて しまった。
初回を除き、走者を出しながらタイムリーが出ない。江藤が左翼 席に打ち込んだ一発による1点だけ。いい当たりが野手の正面をつ く不運もあった。瀬戸の二盗失敗、佐々岡がバントで送れないなど 細かい攻めもできていなかった。
広島らしい攻めを見せたのは、抑えのリベラが登場した九回。緒 方がセーフティーバントを決め、暴投で二進。ペレスの左前打で 一、三塁。ペレスの代走木村が二盗を決めて二、三塁とし、一打同 点の場面を作ったがそこまでだった。
木村の二盗でチームの盗塁数は78。リーグトップながら、昨年ま で三年連続して100の大台をクリアしている。それだけに、緒方 のけがが影響しているとはいえ寂しい。しかも、九月の14試合でわ ずか2個。盗塁だけが機動力野球のバロメーターではないものの、 足を絡めた広島野球にほど遠いのが現状だ。
足で阪神バッテリーに神経を使わせることができなかったのも、 プロ初勝利を許した一因だろう。若い投手を育てるには広島にぶつ けるのが一番。若手投手育成打線と言われても、仕方がない試合だ った。(時永彰治)
◎セ・リーグ勝敗表(第25節・17日現在) 試 勝 敗 引 勝 残試 合 数 数 分 率 差り合 (1)横 浜 115 68 46 1 .596 ― 21 (2)中 日 120 67 52 1 .563 3.5 16 (3)巨 人 124 65 59 0 .524 4.5 11 (4)ヤクル 118 58 60 0 .492 4.0 17 (5)広 島 122 54 68 0 .443 6.0 13 (6)阪 神 121 47 74 0 .388 6.5 14



