赤ヘル ハチの巣20失点 佐々岡16被安打KO

'99/6/30

横浜―広島11回戦(横浜6勝5敗、6時、富山市民、二万四千)


カープ000010030―4 
横 浜030012410×―20 
▽勝 川村13試合8勝3敗   
▽敗 佐々岡13試合9勝2敗  
▽本塁打 西山3号@(川村)ポゾ8号B(佐々岡)ローズ21号B (小林幹)金本15号B(五十嵐)

●…広島は大敗を喫した。誤算の第一は先発の佐々岡だった。緩 急に切れ味がなく、五回途中の降板で16長短打を浴びた。二回の無 死からローズ以下の連続5長短打などで3点を先行され、五回には ポゾの3ランを含む9安打を浴びてKO。救援の吉年も打たれて一 挙に12点を失った。

打線は川村から、五回に西山が左へ一発。八回には金 本が救援直後の五十嵐から右へ3ランを奪ったが、抵抗もそこま で。二、四回の無死一、二塁をともに併殺で落としたのが惜しまれ た。

横浜の25安打は今季両リーグ最高で、20得点は今季のリーグ最 高。ローズは六回に小林幹からの一発で、球界史上初となる三度目 のサイクル安打を記録した。

(中村忠)

【写真説明】四回途中までに横浜打線に本塁打1本を含む16安打を浴びて降板する佐々岡。右は大野コーチ
下=横浜に25安打で20点を奪われた広島。五回には球団ワーストの1イニング11安打12失点を許す

球炎 屈辱 必ず今後に生かせ

手元にタオルがあれば、グラウンドに投げ込みたいところだっ た。ボクシングでいうTKO負け。五回裏の守りで、広島はサンド バッグのようにぼこぼこにやられた。

横浜のマシンガン打線がものすごいといっても、マウンドは七年 ぶり二けた勝利を狙う佐々岡。そのエースが6連打を含め9安打を 浴びて降板。救援の吉年も打たれ、この1回で12点を失った。佐々 岡は二回の3失点を加え、実に12失点。火だるま状態でのKO劇は 目を覆いたくなった。

伏線は五回表の攻撃。西山のソロの後、町田が左翼ポール際に放 った大飛球。町田は入ったと確信してダイヤモンドを一周したが、 三塁審判の判定はファウル。本塁打だったら点差は1点。展開は大 きく変わっていたかもしれない。

佐々岡には悪いなりにもっと踏ん張ってほしかった。しかし、そ のエースをもり立てないといけない守りがいけなかった。特に二回 裏のディアス。先頭ローズが左中間を破った打球(二塁打)で、カ ットに入らなかった。きちんとプレーしていれば際どいタイミング だった。表の打席で併殺打を打った直後。集中力を欠いたプレー に、佐々岡の気持ちが大きく揺れ動いたことは間違いないだろう。記録に表れない守りのミスも目立ったワーストゲーム。屈辱は今 後の戦いで晴らしてもらわないと困る。   (時永彰治)

◎セ・リーグ勝敗表(第14節・30日現在)

試 勝 敗 引  勝   
合 数 数 分  率  差
@中 日 66 37 29  0 .561  −
A巨 人 64 34 30  0 .531   2.0
B阪 神 65 32 33  0 .4923   2.5
C広 島 63 31 32  0 .4920   0.0
D横 浜 66 32 34  0 .485   0.5
Eヤクル 66 29 37  0 .439   3.0


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