コイの願い届かず7連敗 佐々岡八回降板

'99/7/6

広島―横浜12回戦(横浜7勝5敗、6時21分、広島、一万一千)


横 浜110000203―7 
カープ002000000―2 
▽勝 三浦16試合3勝6敗   
▽敗 佐々岡14試合9勝3敗  
▽本塁打 緒方20号A(三浦) 

●…広島・佐々岡、横浜・三浦の投手戦は2―2の七回に動い た。佐々岡は安打と失策などで招いた無死満塁から、ローズに勝ち 越しとなる2点二塁打を右翼線に運ばれた。一、二回に1点ずつを 許したが、以後は粘りの投球を見せていただけに、悔やまれ る。

2点を追う広島は三回二死二塁、緒方の左越え2ランで同点に。 だが、その後は三浦の緩急をつけた投球の前に沈黙。八回二死一、 三塁の好機も生かせず、散発4安打。九回にはデハートが横浜打線 につかまり、3点を追加され、勝負あった。

14安打と打線が活気づいた横浜は連敗を2で止めた。好投の三浦 は3勝目。

広島は7連敗。借金は今季最多タイの5に膨らんだ。(下手)

【写真説明】七回表、横浜無死満塁、ローズに2点適時打され、ガックリした表情で本塁ベースカバーからマウンドに戻る佐々岡(右)。捕手西山

▽球炎 打てず守れず またも…

そろそろ止まるのでは。連敗ストップを期待して市民球場に足を 運んだファンは一万千人。その前で終盤に見せたプレーは、寂しい ものだった。

先発は佐々岡。前回、六月三十日の横浜戦(富山)では16安打、 12失点とマシンガン打線のえじきになった。しかし、9勝を挙げて いる押しも押されもせぬエース。ベンチは「切り札」として送り出 したはずだ。

連敗中の重圧の中で、佐々岡は「慎重すぎる」投球だった。一 回、いきなり3連打で先制を許し、二回にも1点を加点された。タ イムリーはともに高めの甘い球。力みが、微妙な制球を狂わせたの だろう。

それでも、中盤はよく粘った。エースの意地を見せてくれた。し かし、打線の援護は三回の緒方の同点2ランだけ。しかも、勝負ど ころで守りのミスが絡んだ。最後は二番手デハートが打ち込まれ、 急造捕手・木村とのバッテリーミスも飛び出し、最悪のジ・エン ド。まだ2点差での起用には首をひねるしかない。

江藤が四番に座るクリーンアップはここ4試合、打点なし。打て ず、守れず、踏ん張れず。まるでエンドレス・テープのように繰り 返されている負けパターンである。

7連敗。七月に入って白星から見放されたままだ。達川監督の 「地元に帰って出直し」の試合がこれでは、先が思いやられる。 (時永彰治)

◎セ・リーグ勝敗表(第15節・6日現在)

試 勝 敗 引  勝    
合 数 数 分  率  差 
1 中 日 70 40 30  0  .571  ― 
2 巨 人 69 36 33  0  .522  3.5 
3 阪 神 70 36 34  0  .514  0.5 
4 横 浜 70 34 36  0  .486  2.0 
5 広 島 67 31 36  0  .463  1.5 
6 ヤクル 70 31 39  0  .443  1.5 


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