広島―巨人22回戦(巨人14勝8敗、6時21分、広島、二万一千)
巨 人011210000―5 カープ010000000―1
●…広島は先発の佐々岡が誤算だった。状態はともかく、要所で の詰めに欠けた。二回、高橋に先制の32号ソロを浴びた。三回には 後藤に右へ一発。四回にも二死からガルベスに2ランを喫した。こ こでの失点がこたえた。五回には制球が乱れ、無死からの2四球に 続きマルティネスに適時打され、直後の四球でKO。無死満塁のピ ンチは救援の遠藤が救った。
打線は二回に江藤の左中間への24号ソロで追いついた。以後は三 回の一死一、三塁、五回の二死満塁、六回の一死満塁と好機はあっ たが、肝心な場面でガルベスの直球と切れ味鋭い変化球にかわされ た。九回は西山に抑えられて終わった。
広島は巨人に四年連続の負け越しが決まった。(中村忠)
【写真説明】四回表、ガルベスに2ランを浴びるなど、この回までに4点を失い、ベンチに引き揚げる佐々岡
夏がもう終わりになって夏風邪を引いた。鼻が詰まり、のどが痛 く、頭もぼーっとして最悪である。連日のようにゲームのあるナイ ンは体調管理も大変だろうし、よくやっている。
ところが、試合の方は先発佐々岡が最低の出来だった。特に四 回。簡単に二死とした後、2―0と追い込んだ光山に四球を与え、 ガルベスに外角の速球を右翼席に運ばれた。高かった分、佐々岡は もとよりチームにとっても痛かった。
さらに重症だったのが、打線のタイムリー欠乏症。得点は二回に 江藤が放った同点ソロの1点だけ。これで4試合続けて本塁打でし か得点できていない。この日も三回一死一、三塁は東出が二ゴロ併 殺、五回二死満塁は東出が見送り三振、六回一死満塁は浅井が捕邪 飛、代打町田が空振り三振だ。
新人の東出には忘れられない試合になった。それでも、二ゴロ併 殺は力勝負に打って出た結果。見送り三振は3球ファウルで粘った 後の内角の速球。力不足を見せつけられた形だが、気迫は負けてな かった。
試合前の守備練習で連日、正田コーチに手取り足取りで学んでい る。その向上心はすごい。好機に打てなかったことで落ち込むよう な心臓の持ち主ではない。東出を筆頭にナインの疲れはピークだろ うが、最後まで体力気力を振り絞ってプレーしてほしい。 (時永彰治)
◎セ・リーグ勝敗表(第22節・27日現在) 試 勝 敗 引 勝 合 数 数 分 率 差 1 中 日104 63 41 0 .606 ― 2 巨 人104 57 47 0 .548 6.0 3 横 浜102 53 49 0 .520 3.0 4 ヤクル102 48 54 0 .471 5.0 5 阪 神106 47 59 0 .443 3.0 6 広 島104 43 61 0 .413 3.0



