佐々岡 3発浴び5失点

'99/8/27

広島―巨人22回戦(巨人14勝8敗、6時21分、広島、二万一千)


巨 人011210000―5 
カープ010000000―1 
▽勝 ガルベス22試合9勝8敗
▽敗 佐々岡21試合12勝7敗
▽本塁打 高橋32号@(佐々岡)江藤24号@(ガルベス)後藤5号@(佐々岡)ガルベス4号A(佐々岡)

●…広島は先発の佐々岡が誤算だった。状態はともかく、要所で の詰めに欠けた。二回、高橋に先制の32号ソロを浴びた。三回には 後藤に右へ一発。四回にも二死からガルベスに2ランを喫した。こ こでの失点がこたえた。五回には制球が乱れ、無死からの2四球に 続きマルティネスに適時打され、直後の四球でKO。無死満塁のピ ンチは救援の遠藤が救った。

打線は二回に江藤の左中間への24号ソロで追いついた。以後は三 回の一死一、三塁、五回の二死満塁、六回の一死満塁と好機はあっ たが、肝心な場面でガルベスの直球と切れ味鋭い変化球にかわされ た。九回は西山に抑えられて終わった。

広島は巨人に四年連続の負け越しが決まった。(中村忠)

【写真説明】四回表、ガルベスに2ランを浴びるなど、この回までに4点を失い、ベンチに引き揚げる佐々岡

▽球炎 東出2度逸機も「経験」

夏がもう終わりになって夏風邪を引いた。鼻が詰まり、のどが痛 く、頭もぼーっとして最悪である。連日のようにゲームのあるナイ ンは体調管理も大変だろうし、よくやっている。

ところが、試合の方は先発佐々岡が最低の出来だった。特に四 回。簡単に二死とした後、2―0と追い込んだ光山に四球を与え、 ガルベスに外角の速球を右翼席に運ばれた。高かった分、佐々岡は もとよりチームにとっても痛かった。

さらに重症だったのが、打線のタイムリー欠乏症。得点は二回に 江藤が放った同点ソロの1点だけ。これで4試合続けて本塁打でし か得点できていない。この日も三回一死一、三塁は東出が二ゴロ併 殺、五回二死満塁は東出が見送り三振、六回一死満塁は浅井が捕邪 飛、代打町田が空振り三振だ。

新人の東出には忘れられない試合になった。それでも、二ゴロ併 殺は力勝負に打って出た結果。見送り三振は3球ファウルで粘った 後の内角の速球。力不足を見せつけられた形だが、気迫は負けてな かった。

試合前の守備練習で連日、正田コーチに手取り足取りで学んでい る。その向上心はすごい。好機に打てなかったことで落ち込むよう な心臓の持ち主ではない。東出を筆頭にナインの疲れはピークだろ うが、最後まで体力気力を振り絞ってプレーしてほしい。 (時永彰治)

◎セ・リーグ勝敗表(第22節・27日現在)

試 勝 敗 引 勝    
合 数 数 分 率 差 
1 中 日104 63 41 0 .606 ― 
2 巨 人104 57 47 0 .548 6.0 
3 横 浜102 53 49 0 .520 3.0 
4 ヤクル102 48 54 0 .471 5.0 
5 阪 神106 47 59 0 .443 3.0 
6 広 島104 43 61 0 .413 3.0 


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