赤ヘル追撃 あと一歩

'99/8/28

広島―巨人23回戦(巨人15勝8敗、6時21分、広島、三万二千)


巨 人000002300―5 
カープ000200020―4 
▽勝 西山22試合2勝2敗   
▽S 槙原37試合1勝2敗22S 
▽敗 遠藤21試合2勝2敗   
▽本塁打 江藤25号A(三沢)元木6号@(小林幹)マルティネス 11号@(小林幹)

●…広島は終盤の粘りも及ばず4連敗。巨人戦の連敗も4となっ た。

2―2の七回、二番手遠藤がつかまった。失策と四球などで一死一、二塁とされ、松井に三遊間を破られ、2―3。さらに二死満塁か ら、清原の2点適時打で突き放された。

広島は四回、江藤の2試合連続の25号2ランで先制した。逆転さ れた後の八回には、野村の中前への2点適時打で1点差に迫った が、反撃もここまで。九回は槙原に三人で片付けられた。六回、一 死満塁の好機を併殺で逸したのが後々に大きく響いた。

先発小林幹は五回まで無失点と力投したものの、六回に2本塁打 を浴びて同点。いずれも高めに浮いた直球を痛打された。

巨人は4連勝。中日とのゲーム差を5に縮めた。(加納)

【写真説明】四回裏、広島一死一塁、江藤が左越えに先制2ランを放つ

▽球炎 今、すべきことは何か

地元広島市民球場では、夏休み最後となる巨人3連戦の2戦目。 ファンが一番詰めかける土曜日とあって、スタンドは超満員の三万 二千人で埋まった。全国広島東洋カープ私設応援団連盟のメンバー も全国から集結。熱い声援を送った。

最下位を低迷する赤ヘルに、団結して力強い応援を続けるファ ン。その目の前で、四回に江藤が先制2ラン。しかし、小林幹が六 回に捕まって同点。七回には遠藤が失策をきっかけに3点を失って 逆転された。

それでも見せ場は作った。八回に一死満塁と攻め、抑えの切り 札、槙原から野村が2点適時打を放ち、1点差に詰め寄った。しか し、代打浅井は3球三振、木村は粘ったものの二ゴロに終わった。 ファンは不完全燃焼だったに違いないが、最後の打者緒方が空振り 三振に倒れるまで声援を送り続けた。

首位の中日を追いかける巨人、ずるずると後退している広島。巨 人の逆転劇を演じたのはチームバッティングをした主軸の松井、清 原だった。目標があるなしの違い、チームの勢いの差だろうか。し かし、それではあまりにも寂しい。

応援団、ファンの熱い思いにこたえるためにも、「今、やるべき ことは何か」をベンチ、選手が自問自答してほしい。そうしない と、阪神の背中は遠くなるばかりだ。(時永彰治)

◎セ・リーグ勝敗表(第22節・28日現在)

試 勝 敗 引 勝    残試
合 数 数 分 率  差  り合
1 中 日 105 63 42 0 .600 ―  30
2 巨 人 105 58 47 0 .552 5.0 30
3 横 浜 103 54 49 0 .524 3.0 32
4 ヤクル 103 48 55 0 .466 6.0 32
5 阪 神 107 48 59 0 .449 2.0 28
6 広 島 105 43 62 0 .410 4.0 30


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