拙攻赤ヘル逆転負け

'99/9/5

広島―中日24回戦(広島14勝10敗、1時30分、広島、一万二千)


中 日000101200―4 
カープ001000000―1 
▽勝 武田21試合9勝8敗   
▽S 宣31試合2敗23S    
▽敗 高橋建32試合2勝6敗  
▽本塁打 山崎22号@(高橋建)

●…広島は拙攻が響いて中日に逆転負け。再び借金20となった。

1―1の六回、先発高橋建が山崎に中越え本塁打を浴びて、勝ち 越された。毎回のように走者を背負いながらも要所を締めていただ けに、四回の暴投での失点と併せて悔やまれる1球だった。七回に は二番手の遠藤が2点を失い、試合を決められた。

打線は三回二死二塁から、東出の中前適時打で先制した。しか し、四回の無死満塁、五回の無死三塁を逸し、中日の先発武田をと らえきれなかったのが響いた。九回の一死一、二塁の好機も併殺で つぶした。

中日の武田は9勝目。宣は8試合連続の23セーブ目を挙げた。 (加納)

【写真説明】上=七回表、中日一死二塁、右中間にタイムリー三塁打を放った関川、下=六回裏、広島二死二塁、代打町田の左前打で二塁走者の島が本塁を突くもタッチアウト。捕手中村、右は次打者の緒方

▽球炎 打・投・走に課題山積み

勝てる試合だった。勝っていれば達川監督の46勝目が、球団通算 3000勝目だった。とにかく、課題がいっぱいの敗戦だった。

まず打つ方は四回の無死満塁。木村、西山ともにカウント1―0 からの2球目を打って凡打に終わった。積極的に打って出るのはい いが、下位打線だけにベンチに何か策がほしいところだった。

投げる方の高橋建も、勝負弱すぎる。四回は無死一、三塁から二 死二、三塁までこぎつけながら暴投で追いつかれた。六回、山崎に 浴びた勝ち越しソロは、2―1と追い込んだ後の勝負球が甘かっ た。大事な場面での1球への集中力に欠けていたし、抑えてやると の気迫が伝わってこなかった。

打って、投げて、とくれば次は走塁。まず、六回二死二塁。代打 町田の左前打で、二塁走者の島が本塁に滑り込んだ。返球が一塁方 向にそれ、追いタッチに見えたが、判定はアウト。微妙ではあった が、それ以前に島のリード、スタートに改善の余地ありだった。

九回一死一、二塁から、東出の打球は三塁へのハーフライナー。 二塁走者の兵動が飛び出すボーンヘッドで併殺。経験不足、若さを 露呈した格好だが、これでは困る。機動力を生かした広島野球の復 活を掲げる達川カープ。やらなくてはいけないことが、山のように ある。(時永彰治)

◎セ・リーグ勝敗表(第23節終了・5日現在)

試 勝 敗 引 勝   
合 数 数 分 率  差
1 中 日 111 66 45 0 .595  ―
2 巨 人 112 61 51 0 .545 5.5
3 横 浜 109 57 52 0 .523 2.5
4 ヤクル 109 53 56 0 .486 4.0
5 阪 神 113 50 63 0 .442 5.0
6 広 島 110 45 65 0 .409 3.5


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