完封負けで横浜戦負け越し

'99/9/10

横浜―広島21回戦(横浜14勝7敗、6時、横浜、一万六千)


カープ000000000―0 
横 浜10202010×―6 
▽勝 川村22試合15勝5敗
▽敗 横山19試合4勝3敗
▽本塁打 鈴木尚13号@(横山)14号A(横山)波留13号@(横 山)

●…広島は、3本塁打などで横浜に小刻みに得点されたうえ、打 線が川村に沈黙。零封負けで、連勝は3で止まった。

先発の横山は直球の制球が甘く、一回から捕まった。石井琢の二 塁打を足場に鈴木尚の二ゴロで先制。三回は一死から鈴木尚に速球 を右翼場外に運ばれた。さらにローズ、佐伯の長短打で失点。五回 は鈴木尚の2ラン、七回にも波留のソロ本塁打でだめを押された。

打線は川村を打ちあぐんだ。緩急をつけた投球にタイミングを外 されて5安打、無四球。先頭打者を一度も出せず、三塁も踏めなか った。

広島は横浜戦の負け越しが決まった。(天野)

【写真説明】五回までに5点を失い、さえない表情でベンチに引き揚げる横山

▽球炎 気迫と工夫、またも欠く

今季初の4連勝なるかどうか。楽しみな半面、シーズンも残り少 なくなってのことにちょっぴり寂しい思いもあった。ところが、広 島ファンにとっては、味も素っ気もないゲーム。何より、グラウン ドの選手から気迫が伝わってこなかったのが寂しかった。

神宮球場で3連勝。7本塁打を含む計31安打を放ち、27得点と打 ちまくった打線が、川村の前に散発の5安打と沈黙した。攻めの投 球の川村がよかったとはいえ、工夫も見えず、まるで打ち疲れたか のようだったのは見る方の思いこみだけだろうか。

一方的な展開のグラウンドを見ながら、この横浜3連戦を最後に チームを離れる大下ヘッドコーチの言葉を思い出した。「けんかが できん選手はいらん」。昨秋のコーチ就任発表の席だった。「けん か」。あまりいい響きの言葉でないだけに頭に残っていた。

要は戦う気持ち、闘志のない選手は新しいチームにいらない、と いうことだったろう。もちろん、選手が気のない、投げやりなプレ ーをしているとはいわない。しかし、プレーで表現してこそプロで ある。

きらりと光ったのが、食らいつく打撃で2安打の島と一軍に再昇 格した新人広池だけでは面白くない。殴り合いはいけないが、プレ ーでの「けんか」はどんどん見せてほしい。(時永彰治)

◎セ・リーグ勝敗表(第24節・10日現在)

試 勝 敗 引  勝    残試 
合 数 数 分  率  差 り合 
1 中 日 114 67 47 0 .588  ―  21 
2 巨 人 115 63 52 0 .548 4.5  20 
3 横 浜 112 58 54 0 .518 3.5  23 
4 ヤクル 112 53 59 0 .473 5.0  23 
5 阪 神 117 53 64 0 .453 2.5  18 
6 広 島 114 48 66 0 .421 3.5  21 


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