コイつかまり、サヨナラ負け

'99/9/11

横浜―広島22回戦(横浜15勝7敗、6時、横浜、二万八千)


カープ40001010020―8
横 浜00021001221―9
(延長十一回)        
▽勝 横山34試合2勝2敗   
▽敗 菊地原21試合3勝5敗  
▽本塁打 緒方27号@(斎藤隆)28号@(斎藤隆)金本30号@ (斎藤隆)駒田8号@(遠藤)

●…広島は8―8の延長十一回、五番手菊地原が連打から無死 一、三塁とされ、駒田の左犠飛で、サヨナラ負けした。

試合は広島が主導権を握って進んだ。一回、先頭緒方の中越え本 塁打を口火に4点を先取。中盤には金本、緒方のソロ本塁打で加点 した。

しかし6―4の九回、佐々岡を継いだ沢崎が不調。石井琢に適時 打を浴びるなど、一死も取れずに降板。さらに遠藤が鈴木尚の中犠 飛で追いつかれた。

広島は6―6の延長十回、島の中前適時打と西山の中犠飛で2点 を挙げ、一度は勝ち越しに成功。だがその裏、駒田のソロ本塁打と 石井琢の左犠飛で再度同点とされたるなど、リリーフ陣が踏ん張り きれなかったのが誤算だった。

横浜は4安打のローズ、3打点の駒田ら、主軸の勝負強さが光り、連勝。(下手)

【写真説明】五回表、広島一死、金本が中越に30号となるソロホーマーを放つ

▽球炎 中途半端なさい配残念

楽勝ムードが土壇場で暗転した。沢崎、遠藤、小山田が踏ん張れ ず、延長十一回に菊地原が捕まってサヨナラ負け。無死一、三塁、 駒田の左犠飛で敗戦が決まった瞬間、最後まで声援を送っていた左 翼席からメガホンが投げ込まれた。

ファンの怒りはもっともだ。ベンチは反省材料がいろいろとあ る。まず、延長十回、金本と江藤の連打で無死一、二塁。続く木村 は、初球をバントしたがファウル。三塁の正田コーチが耳打ちした 後、1―1からの3球目を打って出て左飛。どういうサインだった のか。あるいは出ていなかったのか。首をかしげるしかない。

続く島が、中前に切り返して金本が本塁を陥れた。外野からの本 塁送球で谷繁と金本が本塁で交錯した。江藤が当然、三塁を奪って いると思ったら二塁どまり。正田コーチの江藤への指示が、はっき りしていなかったようだ。

十回に奪った2点で勝利を呼び込めなかった遠因は九回にもあっ た。攻撃を終わって東出の代打町田を引っ込め、佐々岡の代打・新 井をそのまま一塁へ、島を右翼に回した。リードは2点。ここは、 はっきりと守備固めに入ったほうがよかった。

中途半端なベンチのさい配がすきを生み、試合の流れを自ら変え てしまったとしか言いようがない。(時永彰治)

◎セ・リーグ勝敗表(第24節・11日現在)

試 勝 敗 引  勝    残試
合 数 数 分  率 差  り合
1中 日 115 67 48  0  .583  − 20
2巨 人 116 64 52  0 .552 3.5  19
3横 浜 113 59 54  0 .522 3.5  22
4ヤクル 113 54 59  0 .478 5.0  22
5阪 神 118 53 65  0 .449 3.5  17
6広 島 115 48 67  0 .417 3.5  20


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