佐々岡2発に沈む 横浜に逆転負け

'99/9/25

広島―横浜24回戦(横浜16勝8敗、6時22分、広島、一万)


横 浜011000052―9 
カープ301000000―4 
▽勝 横山37試合4勝3敗   
▽敗 佐々岡25試合14勝8敗  
▽本塁打 前田12号B(斎藤隆)緒方34号@(斎藤隆)駒田9号A (佐々岡)ポゾ9号B(佐々岡)

●…広島は2点リードの八回、先発の佐々岡が駒田に同点2ラン を浴びると、以後も2安打の二死一、二塁から代打ポゾに左中間へ 打ち込まれて逆転負け。5連敗を喫した。

佐々岡は序盤、球道が定かでなく、駒田の適時打などで2点を失 った。以後はリズムを取り戻し、七回までは無安打で通過した。そ れだけに八回が惜しまれる。投げ急ぎが原因で、2発はともに初球 だった。

打線は一回に安打と四球の二死一、二塁から、前田の右への3ラ ンで先行。三回には緒方の34号ソロで2点差とした。四回以降は調 子を戻した斎藤隆と救援陣に矛先をかわされ、1安打に終わった。 (中村忠)

【写真説明】八回表、横浜二死一、二塁、代打ポゾに左中間へ勝ち越しの3ランを喫した佐々岡

▽球炎 前向きプレー忘れずに

ある人に「今のカープの魅力は?」と聞かれ、返答に困った。首 位中日との3連戦では、黒田が好投したものの3連敗。しかも、巨 人戦のサヨナラ負けから4連敗中で、最下位に沈んだままだ。それ でも、スタンドは熱心なファン一万人が駆けつけた。

打って、走って、守って。リードを許していても、ネバー・ギブ ・アップ。選手もベンチもあきらめることなく、前向きのプレーを 続ける。そんな真剣な姿勢が、ファンの気持ちをつかんできたと思 う。

試合は一回に前田が先制3ラン。三回には緒方のソロが飛び出し た。三回までに2点を失った佐々岡も、四回から立ち直った。打つ べく人が打ち、投げる人が投げる。勝ちパターンの試合展開も、八 回に頼みの佐々岡が2本塁打を浴びて簡単にひっくり返るのだか ら、勝負は分からない。

広島が逆転された直後、福岡ドームではダイエーが初優勝を決 め、王監督が宙に舞っていた。巨人監督時代の一九八七(昭和六十 二)年、優勝が広島の宿舎で決まり、取材に行った記憶がよみがえ った。

感激で顔をくしゃくしゃにした王監督。こちらも胸が熱くなっ た。広島が優勝から見放されてもう八年。選手もベンチも何とか、 の思いは強いに違いない。熱い思いを味わいたい。ファンも同じ思 いだからこそ、応援し続けているはずだ。(時永彰治

◎セ・リーグ勝敗表(第26節・25日現在)

試 勝 敗 引  勝    残試
合 数 数 分  率  差  り合
1 中 日 126 75 51  0 .595  ―   9
2 巨 人 127 72 55  0 .567 3.5   8
3 横 浜 120 63 57  0 .525 5.5  15
4 ヤクル 122 60 62  0 .492 4.0  13
5 阪 神 127 53 74  0 .417 9.5   8
6 広 島 124 50 74  0 .403 1.5  11


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