広島―横浜26回戦(横浜16勝10敗、6時20分、広島、七千)
横 浜000010002―3 カープ30002000×―5
●…広島は一回、本塁打攻勢。二死から緒方が右翼ポール直撃の 36号ソロを放つと、金本が四球の江藤を一塁に置き、左越え本塁打 して主導権を握った。
五回には中押し。福地の内野安打などで無死一、三塁とし、緒方 の右犠飛、島の右翼線適時二塁打で突き放した。
先発の横山は9安打されながらも、緩急をつけた我慢の投球。九 回に井上の2ランなどで降板したものの、13三振を奪う好投で6勝 目。小林幹が9セーブ目をマークした。
横浜はローズが球団新記録の37号本塁打を放った。(城戸)
【写真説明】完投こそ逃したものの、横浜打線から13奪三振、3失点で6勝目を挙げた横山
九回、広島が見せた投手リレー。先発の横山から左の広池、そし て小林幹とつないだ継投にベンチの強い意志を感じた。
横山は悪いなりの投球で、八回までローズのソロによる1失点。 しかし、完投目前でアウトをほしがり、集中力を欠いた。2ランを 含む3連打で無死一塁。一死後、ワ ンポイントで起用した広池は、強打者鈴木尚を左飛に仕留めた。
続くローズには小林幹をぶつけた。この日のローズは五回、球団 新記録となる37号本塁打を放っており、一発浴びれば同点の厳しい 場面だった。初球ファウルの後、ボール球が3球続いた。しかし、 変化球で空振りを奪い、最後は外角の直球で見送りの三振に切 った。
広池、小林幹ともに期待にこたえたが、送り出したベンチはハラ ハラだったはずだ。二人とも前夜、救援に失敗。特に、小林幹は四 球をきっかけに、自滅の形で負け投手になった。不安を押して 二人を起用したのは、左のワンポイントの育成とストッパー小林幹 の復活が来季の戦いに欠かせないからだろう。
残り試合は3と少ないが、悪いイメージを早々と消すことができ たのは大きい。結果を出すことで自信はよみがえるし、膨らむ。ベ ンチも戦力として計算できる。来季に向けてのトライはどんどんや るべきである。(時永彰治)
◎セ・リーグ勝敗表(第28節・5日現在) 試 勝 敗 引 勝 残試 合 数 数 分 率 差 り合 1 中 日 133 81 52 0 .609 ― 2 2 巨 人 132 74 58 0 .561 6.5 3 3 横 浜 127 67 60 0 .528 4.5 8 4 ヤクル 129 62 67 0 .481 6.0 6 5 広 島 132 55 77 0 .417 8.5 3 6 阪 神 133 54 79 0 .406 1.5 2



