赤ヘル5位確定 小山田がプロ初星

'99/10/6

広島―横浜最終戦(横浜16勝11敗、6時20分、広島、七千)


横 浜120000000―3 
カープ00030304×―10 
▽勝 小山田28試合1勝
▽S 小林幹35試合3勝7敗10S
▽敗 島田39試合4敗4S
▽本塁打 中根5号@(高橋建)進藤13号@(高橋建)谷繁11号@ (高橋建)ディアス7号B(小桧山)8号@(島田)金本33号A  (島田)

●…広島打線が中盤以降に爆発。20試合ぶりの二けた得点で横浜 に快勝し、今季の5位を決めた。

0―3の四回、代打ディアスが二死一、二塁から左中間席への7 号3ランし、同点。六回には金本の33号2ランで勝ち越し、ディア スのソロで突き放した。八回は打者九人の猛攻で4点を加え、試合 を決めた。

先発高橋建は二回までに3本のソロ本塁打を浴びたものの、三回 以降は粘投。六回途中からは小山田、広池、小林幹とつなぎ、横浜 の反撃をかわした。1回3分の2を1安打に抑えた小山田がプロ初勝利、 小林幹は10セーブ目を挙げた。

横浜はリリーフの島田、阿波野の乱調が誤算だった。(加納)

【写真説明】六回途中から救援し、1回3分の2を抑えてプロ28試合目で初勝利を飾った小山田

▽球炎 八回の攻防 集中力に差

赤ヘル打線が久々に爆発した。口火は四回に飛び出したディアス の同点3ラン。連日の特打で復調を見抜き、いい場面に代打で起用 したベンチのホームランだった。六回に金本の勝ち越し2ラン、デ ィアスの2打席連続の本塁打で主導権を握ると、八回には4連続長 短打など5安打を集めて4点。久しぶりの二けた得点での快勝に、 気分は最高である。

流れを呼び込んだのは中継ぎ陣の踏ん張り。同点の六回一死二塁 から登板の小山田は、後続をぴしゃり。七回には課題の左打者三人 を攻めの投球で抑え、プロ初勝利を呼び込んだ。

真打ちは小林幹。八回一死一、二塁から登板し、二回に本塁打を 放っている進藤、谷繁を連続の空振り三振。フォークがよく落ちた が、何より気迫が表に出ていた。小林幹の熱投がなかったら、試合 はどう転ぶかわからなかった。

この回、無死一塁から救援の広池は駒田を注文通りの遊ゴロ。併 殺と思われたが、ディアスがジャッグルした分、東出の焦りを生ん だ。一塁へ高投となり、駒田が生きて続く佐伯の安打でピンチは広 がった。命取りになりかねなかった小さなミスを小林幹がきれいに 消したのが、横浜の集中力を奪って八回のダメ押しにつながった。

集中力の有無が、勝ち負けに直結する怖さを見せつけた八回の攻 防だった。(時永彰治

◎セ・リーグ勝敗表(第28節・6日現在)

試 勝 敗 引  勝     残試
合 数 数 分  率  差  り合
1 中 日 134 81 53  0 .604  ―   1 
2 巨 人 132 74 58  0 .561  6.0   3 
3 横 浜 128 67 61  0 .523  5.0   7 
4 ヤクル 129 62 67  0 .481  5.5   6 
5 広 島 133 56 77  0 .421  8.0   2 
6 阪 神 134 55 79  0 .410  1.5   1 


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