広島―横浜最終戦(横浜16勝11敗、6時20分、広島、七千)
横 浜120000000―3 カープ00030304×―10
●…広島打線が中盤以降に爆発。20試合ぶりの二けた得点で横浜 に快勝し、今季の5位を決めた。
0―3の四回、代打ディアスが二死一、二塁から左中間席への7 号3ランし、同点。六回には金本の33号2ランで勝ち越し、ディア スのソロで突き放した。八回は打者九人の猛攻で4点を加え、試合 を決めた。
先発高橋建は二回までに3本のソロ本塁打を浴びたものの、三回 以降は粘投。六回途中からは小山田、広池、小林幹とつなぎ、横浜 の反撃をかわした。1回3分の2を1安打に抑えた小山田がプロ初勝利、 小林幹は10セーブ目を挙げた。
横浜はリリーフの島田、阿波野の乱調が誤算だった。(加納)
【写真説明】六回途中から救援し、1回3分の2を抑えてプロ28試合目で初勝利を飾った小山田
赤ヘル打線が久々に爆発した。口火は四回に飛び出したディアス の同点3ラン。連日の特打で復調を見抜き、いい場面に代打で起用 したベンチのホームランだった。六回に金本の勝ち越し2ラン、デ ィアスの2打席連続の本塁打で主導権を握ると、八回には4連続長 短打など5安打を集めて4点。久しぶりの二けた得点での快勝に、 気分は最高である。
流れを呼び込んだのは中継ぎ陣の踏ん張り。同点の六回一死二塁 から登板の小山田は、後続をぴしゃり。七回には課題の左打者三人 を攻めの投球で抑え、プロ初勝利を呼び込んだ。
真打ちは小林幹。八回一死一、二塁から登板し、二回に本塁打を 放っている進藤、谷繁を連続の空振り三振。フォークがよく落ちた が、何より気迫が表に出ていた。小林幹の熱投がなかったら、試合 はどう転ぶかわからなかった。
この回、無死一塁から救援の広池は駒田を注文通りの遊ゴロ。併 殺と思われたが、ディアスがジャッグルした分、東出の焦りを生ん だ。一塁へ高投となり、駒田が生きて続く佐伯の安打でピンチは広 がった。命取りになりかねなかった小さなミスを小林幹がきれいに 消したのが、横浜の集中力を奪って八回のダメ押しにつながった。
集中力の有無が、勝ち負けに直結する怖さを見せつけた八回の攻 防だった。(時永彰治)
◎セ・リーグ勝敗表(第28節・6日現在) 試 勝 敗 引 勝 残試 合 数 数 分 率 差 り合 1 中 日 134 81 53 0 .604 ― 1 2 巨 人 132 74 58 0 .561 6.0 3 3 横 浜 128 67 61 0 .523 5.0 7 4 ヤクル 129 62 67 0 .481 5.5 6 5 広 島 133 56 77 0 .421 8.0 2 6 阪 神 134 55 79 0 .410 1.5 1



