阪神敗れ、赤ヘル最下位逃れる

'99/10/7

ヤクルト―広島最終戦(ヤクルト16勝11敗、6時20分、神宮、六 千)            


カープ000000000―0 
ヤクル05300010×―9 
▽勝 川崎23試合6勝11敗   
▽敗 黒田21試合5勝8敗   
▽本塁打 ペタジーニ43号@(黒田)44号@(玉木重)真中7号A (黒田)岩村10号B(田中)  

●…広島の投手陣が、ヤクルト打線に4本塁打を浴びるなど9失 点。打線も川崎に抑えられて、ビジター最終戦を白星で飾れなかっ た。

先発の黒田は、球は走っていたものの制球がもうひとつ。二回に 捕まった。先頭のペタジーニに右越えに運ばれると、二死一塁から 本郷、川崎に連続二塁打。真中にも2点本塁打され、5失点で降板 した。二番手の田中も制球が定まらず、三回二死一、二塁で岩村に 3点本塁打を浴びた。

打線も、直曲球を丁寧に低めに集める川崎に散発の6安打。五回 無死一、二塁の好機もバント失敗などで逃し、零封された。

広島は阪神が敗れたため、単独5位が決まった。阪神は二年連続の単独最下位。

ヤクルトのペタジーニは2本塁打を放ち、巨人・松井に3本差を つけた。(天野)

【写真説明】二回裏、ヤクルト無死、先頭のペタジーニ(右)にソロ本塁打を浴びた黒田。この回5点を失いKOされる

▽球炎 序盤KO 卒業しよう

東京ドーム、横浜、そして神宮。関東地区で今シーズン最後のゲ ームとあって、開場とともに右翼席の傘を手にしたヤクルトファン に負けない数の赤ヘルファンが左翼席に陣取り、熱い応援を繰り広 げた。

関東地区では今年、12勝21敗と大きく負け越していた。どんなゲ ームを見せてくれるか。ファンは期待していたはずだ。そんな楽し みは二回、黒田が2本塁打を含む4長打で5点を失って早々と消え た。

もう、打たれた中身には触れない。何がいけないのか、本人が一 番分かっているはず。序盤に集中打を浴びるシーンを何度、見たこ とだろうか。二軍落ちして復帰し、一度は壁を破ったように見え た。それだけに歯がゆい。

ベンチも同じ思いだろう。先発の軸と期待する右腕。良かった り、悪かったり。マウンドに上がらないと分からないでは困る。ベ ンチも安心して見ていられないし、信頼も生まれない。来季こそ、 同じことの繰り返しにピリオドを打ってほしい。

それにしても、関東のファンに勝利を味わってもらい、単独5位 を決めたかった。結局、阪神が今季最終戦でサヨナラ負けして広島 の5位、阪神の最下位が決まった。寂しい話ではあるが、十一日の 地元での今季最終戦(巨人)は白星で締めくくりたいものだ。 (時永彰治)

▽引退の苫篠が先発

●…今季限りで引退する笘篠が、古巣のヤクルト相手に「二番、二 塁」で先発出場した。

一回、川崎の初球を流して左前打。「打って下さい、というよう な球を投げてくれた」と苦笑い。その裏の守備では古田の二ゴロを バックトスで併殺にした。四回の守りから東出と交代。試合後は広 島ナインから胴上げされ、ヤクルトナインからも拍手が送られた。

「まったく悔いはない。満足している。こういう場を作っていた だき、ありがたいのひとことです」。広島ファンだけでなく、ヤク ルトファンからも大声援を受けた。

◎セ・リーグ勝敗表(第28節・7日現在)

試 勝 敗 引  勝    残試 
合 数 数 分  率 差   り合 
1 中 日 134 81 53  0  .604  ―   1 
2 巨 人 132 74 58  0 .561 6.0   3 
3 横 浜 129 68 61  0 .527 4.5   6 
4 ヤクル 130 63 67  0 .485 5.5   5 
5 広 島 134 56 78  0 .418 9.0   1 
6 阪 神 135 55 80  0 .407 1.5   0 


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