広島の東出輝裕内野手が、今季取得したフリーエージェント(FA)権を行使せず、残留する意向を球団に伝えたことが8日、分かった。「年俸1億円プラス出来高の4年契約」で、大筋合意したとみられ、10日にも正式発表される。(金額は推定)
残留交渉は10月20日の初交渉を含め、2度行われた。球団は年俸を今季の4000万円から大幅アップさせ、契約年数を絡ませた複数の条件案を提示。東出は「入団以来、よく頑張ったと言ってもらった。高く評価してもらった」と語り、広島への愛着をのぞかせていた。チームメートや家族と相談し、FA権を封印する決断をした模様だ。
球団は、「出来高を厚めにして、モチベーションを高めたい」という東出の希望を受け入れ、合意内容からさらに出来高の部分についての再考を約束。今後の交渉で詰めていく。
10年目のシーズンとなった今季、東出は初の3割(1分)をマーク。内野陣の要としても存在感を示し、チームのクライマックスシリーズ争いに貢献した。28歳でのFA権取得は広島球団では最年少。宣言すれば、複数の球団による争奪戦は必至の状況だった。
【写真説明】FA権を行使せず、広島に残留する意向を固めた東出
|