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赤松「ダッシュ」、復帰見えた フリー打撃も再開 '10/3/9

 ▽「定位置を奪い取る」

 左太もも肉離れで春季キャンプを途中離脱した広島の赤松が、復帰への足取りを加速させている。すでにフリー打撃を再開し、全力でベースランニングをこなせるまで回復した。「出遅れた分、失うものはない。奪い取りにいく」。外野の定位置争いに割って入る勢いだ。

 2月8日の練習で痛めた。焦りを抑え、じっくりと3軍で調整した。野村新体制の下、キャンプやオープン戦でアピール機会を逃したが、「開幕まで時間は残されている。チームと自分にとって、中途半端が最もいけない」と我慢。地味な強化練習で実戦復帰は間近となった。

 機動力復活を掲げる今季、ナインの走塁意識の高まりを感じている。「僕は、みんなと一緒では駄目。周りが『これは無理』と思う場面でも、勇気を持って走る」と、屈指の脚力で「赤ヘル野球」の先頭を走る気構え。その走りが、チームとファンに勇気を与えることを知る。

 卓越した走塁と守備力の半面、打力アップの必要性は自他ともに認めるところ。昨季は規定打席到達者でリーグ最下位の打率2割3分2厘だった。「結果を追うと失敗する。安定した成績を残すには、自分の形で打ち続けることが大事」と打撃練習にも余念がない。動ける体を取り戻し、確実性のあるスイングを追い求めていく。(山本修、写真も)

【写真説明】「挑戦者の気持ちで定位置を奪いにいく」と実戦復帰に備える赤松




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