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「ミスター赤ヘルの名をほしいままにしたから」。福山市西深津 町の中島孝祐さんが言うように、選考理由を述べるのに多くの言葉 はいらない。首位打者一回、本塁打王四回、打点王三回といった栄 冠を記すだけで事足りよう。 初のタイトル首位打者を獲得したのが一九七五年、二十八歳の 時。その成長ぶりに目を見張ったファンは、さらに二年後の七七年 に目を丸くした。それまで30本が最多だった本塁打が一気に44本。 三十歳を超えて飛距離が増した驚くべき遅咲きの選手である。 抜群の集中力と鋭い洞察力。これらの持ち味を生かした打撃スタ イルは、「読みのコージ」と呼ばれ、相手投手の配球を狙い澄まし て球をはじいた。その読みも局面が緊迫すればするほどさえわたり、 数多くの劇的な一打がファンに感動を与えた。 「『ここで打ってくれ』という時に、本当によく打ってくれた」 (岩国市南岩国町、浜江比呂美さん)、「広島市民球場に行った 時、必ずといっていいほど本塁打を打ってくれた」(広島市中区吉 島新町、繁村泰伸さん)。ファンの期待にこたえ続けてきたところ が、「真の四番打者」と呼ばれたゆえんだろう。 時代のヒーローは少年に大きな夢も与えた。東京都葛飾区東立石 の佐藤淳さんは小学生だった八六年、現役引退する際の胴上げシー ンを絵日記に書いて、将来の自らの姿とだぶらせた。 沖縄県宜野湾市の徳田岳さんは八四年八月七日、巨人戦での決勝 3ランが忘れられない。それは五番長内が敬遠された後、打撃不振 から六番に降格した山本浩が放った意地の一発。「当時、いじめら れっ子だった僕にとって勇気づけられた一打だった」。まさにミス ター赤ヘル。当時の少年ファンにとって、その一打一打が大切な宝 物である。 ●21世紀に復活期す 山本浩二監督の話 選ばれて光栄です。あこがれのカープのユニ ホームを着て、ファンのみなさんと一緒に悔し涙を流し、優勝の喜 びを分かち合えたことは、かけがえのない財産。二十一世紀、強い 赤ヘルを復活させるつもりですので、一層の応援をお願いします。 |
【外野手(2)】 11-16位 (11)平山 智 5 (11)マーティ・ブラウン 5 (13)山内 一弘 4 (14)リッチー・シェーン 3 (14)ゲイル・ホプキンス 3 (16)ヘンリー・ギャレット 2 (16)音 重鎮 2
【投手】 【捕手】 【一塁手】 【二塁手】 【三塁手】
【遊撃手】 【外野手1】 【外野手3】 【監督】