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時計の針は、午後五時十八分を指していた。最後の打者・柴田の 左飛を、水谷ががっちりとつかんだ。球団が創設されて以来、二十 六年目に達成した優勝。「お荷物球団」と呼ばれた広島が、栄光の 歴史の一ページを開いた瞬間だった。 観衆にもみくちゃにされながら、古葉監督が何度も宙に舞った。 お立ち台では立役者の山本浩が泣き、ファンも泣いた。これほど感 動的な優勝は球界史上、後にも先にも例がなかった。 当時は、「地方分権」が声高に言われ始めた時代。それだけに、 この優勝は広島ファンだけでなく、だれもが喝さいを叫んだ快挙で もあった。 2位 3位 4位 5位(1) 5位(2) 7位 8位(1) 8位(2) 10位
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