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試合を決める快打にも、表情をほとんど変えない。そんな男が、 涙を浮かべた試合があった。 1―1の同点で迎えた八回、石毛から右翼席最上段に放った勝ち 越し2ラン。打った後、思わず両手をぽんとたたき、小さくガッツ ポーズ。感極まったのだろう。本塁ベースを踏む時、目頭を押さえ た。 この涙には、伏線があった。初回のけん制死。五回には二死なの に無理して突っ込み、同点のランニングホーマーにするボーンヘッ ドを犯していた。 ミスを自らのバットで取り返したヒーロー。「すみません」と、 試合後のインタビューを断った若武者にファンも胸を熱くした。 1位 2位 4位 5位(1) 5位(2) 7位 8位(1) 8位(2) 10位
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