山本の引退を飾る
最後の本塁打
(86年10月18日の日本シリーズ対西武
第1戦=広島市民球場)

5位タイ=17票

 第8戦までもつれ込み、話題を呼んだ日本シリーズ。ハイライト は第1戦から訪れた。九回一死から新人の小早川毅がソロ。続く山 本浩も、赤ヘルファンの待つ右翼スタンド最前列に同点本塁打を運 んだ。

 劇的なこの一発は、「読みのコージ」の技術を凝縮している。東 尾が投じたスライダーは、外角低めに流れた。その攻めを予測して いた背番号8は思い切って踏み込み、強引にボール球をホームラン スポットに変えた。日本シリーズを含め公式戦では543本目。山 本浩の最後の一発は、現役十八年間の集大成だった。


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