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鉄路の響き再び 三江線、5カ月ぶり復旧 '06/12/16

 七月の豪雨で全線不通になっていたJR三江線が十五日、百四十九日ぶりに三次―浜原(島根県美郷町)間で運転を再開した。両駅では早朝の始発列車到着を祝うセレモニーがあった。

 浜原発の始発列車が午前七時四十分に三次駅に着くと、住民や市職員約三十人が拍手で迎えた。三次市の吉岡広小路市長や安芸高田市の児玉更太郎市長たちが利用者に君田温泉の入浴剤をプレゼントした。

 一両編成の列車は、通学の高校生や通院の高齢者たち約五十人で満席。三次市作木町、三次高二年原田敬太君(17)は「代替バスは酔って大変だった。道も悪く、雪でバスが通れなくなるのではと不安だったのでうれしい」と喜んでいた。

 浜原駅では、三次発の始発列車が到着した午前七時四十六分、駅前に住民ら百人余りが集い、再開を祝った。列車を降りたのは同町の邑智高、川本町の川本高生を中心にした約三十人。生徒らは不通区間の代行バスで学校に向かった。

 三江線約百八キロのうち、今回復旧したのは約五十八キロ。JR米子支社によると、浜原―江津間でも復旧作業をしているが、運転再開の見通しは立っていないという。(渡辺孝之、余村泰樹)

【写真説明】三次駅で三江線の運転再開を祝う記念品を受け取る乗客たち(15日午前7時40分)




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