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増水を想定し真剣救助 井原消防署が訓練開始 '08/9/4

 「救急の日」(九日)と「救急医療週間」(七〜十三日)を前に井原消防署が二日、救急・救助訓練を始めた。

 同署員八人が井原市木之子町の小田川で、集中豪雨による増水で川の水位が急上昇、中州で釣りをしていた男性一人が流木で負傷し、取り残された―との想定に取り組んだ。

 八月二十九日の実施予定が大雨で中止となったこともあり、表情は真剣そのもの。発射装置で約八十メートル離れた中州までロープを飛ばすなどし、ゴムボートで助けた。飛ばしたロープが中州に届かない一幕もあったが、約十五分で救助を完了した。

 川の急な増水では、七月下旬に神戸市内で小学生ら五人が死亡する事故が起きた。井原地区消防組合消防本部の森川順治警防課参事は「いつ起こるか分からない。発生時は、この訓練を役立てたい」と話した。

 五日は井原消防署美星、芳井の各分駐所、八日には同署矢掛出張所の署員が硫化水素などの有毒ガス発生を想定した救急・救助訓練をする。(佐藤正明)

【写真説明】中州に取り残された男性を救助する訓練に取り組む署員




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