▽災害時に本部機能
山口県周防大島町久賀に1日、県大島防災センターがオープンした。地震の疑似体験装置があるほか、災害時は対策本部として機能する。同町は30年以内に50―70%の確率で起きるとされる東南海・南海地震の防災対策推進地域に県内で唯一指定されている。
鉄筋一部鉄骨造りの平屋で、延べ一三五五・五平方メートル。県防災危機管理課によると、阪神大震災クラスの震度にも耐えられる構造という。災害用に毛布百十枚、給水用ポリ袋千二百枚などを備蓄している。
同課は東南海・南海地震での同町の震度を6弱と予想。立地場所は、津波の影響がない▽隣接する中学校庭のヘリポート化が可能▽港が近い―などの理由から選んだ。
縦二メートル、横三メートルのスクリーンで地震と津波の映像を見ながら、重低音で地響きを疑似体験できる県内初のシミュレーション装置を備える。ハンドルを回して津波の発生原理を学べるコーナーもある。
総事業費約六億円。うち二億五千万円は内閣府地域防災拠点施設整備モデル事業補助金を活用した。来年夏までに、センター北側のグラウンドを防災公園として整備する。
休館の月曜日を除き午前九時〜午後五時。入場無料。(大村隆)
【写真説明】オープンした県大島防災センター
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