認知症について考える講演会が14日、広島市中区の広島県民文化センターで開かれた。「認知症の人と家族の会広島県支部」(村上敬子代表)の主催。約550人が参加し、専門医たちが病気の特徴や介護の仕方を紹介した。
講師の川崎幸(さいわい)クリニック(川崎市)の杉山孝博院長は「認知症の症状を理解することが介護で一番難しい」と指摘。ひどい物忘れ、金銭や物に対する執着、徘徊(はいかい)といった症状を理解するため「本人の気持ちを受け止め、生い立ちや仕事、趣味など生き方に関する情報を詳しく知ることが大切」と話した。
2005年ごろ発症した大分市の足立昭一さん(60)と、妻の由美子さん(50)は「若年期認知症を生きる―夫婦の絆(きずな)と完治への挑戦」と題して講演した。夫が若年認知症という福山市のパート女性(50)は「自分が介護しやすいように工夫することが大切だと感じた」と話していた。(山本祐司)
【写真説明】認知症の介護方法を紹介する杉山院長
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