▽市の教室修了生 合言葉は「自立」
呉市内のお年寄りの自主サークル「もっと元気ずっと元気 さわやか筋力アップ教室」が人気を集めている。市の介護予防教室の受講生が、活動を続ける受け皿にと設立。「自立」を合言葉に楽しみながら体力維持を図っている。
サークル活動は毎月2回、広市民センター(広古新開)でする。1日は24人が参加。理学療法士の指導でボールなどを使って90分、柔軟運動などをした。「無理せんのよ」と声を掛け合い、ダンスも盛り上がった。
市の介護予防教室は介護が必要となる可能性がある特定高齢者を対象に、運動や口腔(こうくう)ケアなどを3カ月間指導する。大勢に受講してもらうため、一度修了すると再受講できない。
「このまま終わりじゃもったいない」。サークルは昨年夏に受講した鼓麗子さん(76)=広弁天橋町=を中心に昨年12月設立した。1カ月の会費は千円。メンバーは次第に増え約40人になった。
7月下旬には、有志が市内の特別養護老人ホームをボランティアで訪ね歌を披露した。鼓さんは「サークルでついた力を還元したいと思った」と話す。
市によると、民間の通所リハビリテーションも定員いっぱいか、入れてもその後の受け皿がない現状があるという。活動を支える呉東部包括支援センターの野間久司さんは「楽しみながら取り組む姿勢を、地域全体の介護予防につなげたい」と期待している。(新本恭子)
【写真説明】リズムに合わせて運動するサークルのメンバー
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