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▽経済負担軽減など要望
厚生労働省がん対策推進協議会は17日、がん対策のタウンミーティングを広島市中区の広島YMCAホールで開いた。医療現場や地域の声を国の2011年度予算に反映させるのが目的。患者や医療従事者、住民たち約150人が参加し、経済的負担の軽減や心のケア充実などを求めた。
まず国、広島県の担当者が、がん対策の現状を説明。埴岡健一・日本医療政策機構理事たち対策協のメンバー5人が、がん対策全般や緩和ケア、相談支援について会場から意見を募った。
自身が乳がんを患った開業医の浜中和子さん(59)=尾道市=は、患者同士が悩みを分かち合う環境が整っていないと訴え、「患者の心のケアのため『がんサロン』の充実を」と求めた。
このほか、「ホスピス不足を解消してほしい」「お金がないから高度な医療を受けられないのは問題ではないか」との意見や、「緩和ケア病床の空き室状況が分かるシステムづくりが必要だ」などの提言が相次いだ。
がん対策協は医師会や患者団体、自治体、NPO法人の関係者をメンバーに厚労省が設置。本年度のタウンミーティングは10日に初めて出雲市で開いた。2月上旬までに福岡、新潟、青森、長崎でも開催。参加者からの意見は協議会の提案書として厚生労働相に届ける予定でいる。(増田咲子)
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