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熱中症搬送、前年比3・6倍 島根県内7・8月、334人 '10/9/1

 ▽7地点で最高気温更新

 35度を超える猛暑日が続いた7、8月、島根県内の熱中症による救急搬送は前年同期の3倍を上回った。気温も記録ずくめの夏となった。9月も引き続き平年を上回る暑さが続く見込みで、関係機関は注意を呼びかけている。

 県消防防災課によると、7月に病院に運ばれたのは116人、8月は29日までで218人、計334人に上った。前年の7、8月の合計92人に比べ、すでに約3・6倍。うち、松江市の女性(90)が死亡した。これに加え、島根労働局によると、県内の合板工場で男性従業員(44)が死亡する労災があった。

 熱中症が急増した背景には、今夏の記録的な猛暑がある。8月には県内17の観測地点のうち、川本(19日、37度)や益田市高津(5日、35・8度)など7カ所で、観測史上最高気温を更新した。ほかにも、浜田(28日、37・7度)や益田(5日、38度)などでも史上2位の気温を記録した。

 益田では7月16日以降の47日間、30度以上の真夏日が続く。うち17日間は35度を超える猛暑日で、観測史上最も多い。松江や浜田でも、前日夜から未明にかけ台風が接近した8月12日を除き、真夏日が続く。最低気温が25度以上の熱帯夜も、30日まででいずれも30日あり、過去の記録を大幅に上回った。

 松江地方気象台によると、日本を覆う太平洋高気圧は依然として強く、9月上旬までは35度前後の日が続き、その後も平年より暑い日が続くという。(明知隼二)




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