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入学者の学力低下をめぐり、さまざまな工夫に取り組む大学が増えている。
聖学院大(埼玉県上尾市)は、入学前の2〜3月に10日間程度の補習を受けてもらう「準備教育」をしている。国語、数学、英語の3教科で、同大の非常勤講師らが連立方程式など中学レベルの基本も指導。受講料は2万円で、例年、入学者の4割程度が参加、「スムーズに大学の勉強に入ることができた」などの声が寄せられるという。
同大は「短期間で学力が上がるわけではないが、勉強する習慣も身に付けてもらい、入学後につなげている」と話す。
大東文化大(東京都板橋区)は早ければ来年度から、埼玉の県立高校と連携して、一部の学生が入学後に高校で補習を受けるようにする。学務局長の山崎俊次教授は「年々学生の学力は下がっている。大学はレベルを上げて卒業させる義務がある」と強調する。
大手予備校「代々木ゼミナール」は、補習授業をする大学への講師派遣を続けている。現在、私立大6校に派遣しており、理数科目の要望が多いという。担当者は「自前の教員だけで補習授業をするのは大変。問い合わせは毎年10件程度あり、関心を持つ大学は多い」と話した。
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