'12/1/28
広域処理の必要性強調 環境相、宮城のがれき視察
細野豪志環境相は28日、東日本大震災に伴うがれきの仮置き場などを視察するため訪れた宮城県石巻市で「仮設焼却炉の建設も進めているが被災地だけの処理は物理的に不可能。この状況を脱するため力添えをいただきたい」と述べ、広域処理に向けて、被災地以外の協力の必要性を訴えた。
細野氏は、石巻市の亀山紘市長の説明を受けながら、木材や家具などが混在したがれきが約25メートルの高さに積み上げられた様子を視察。がれきの放射線量の測定も行い、毎時0・05マイクロシーベルトと周辺線量と同程度に低いことを確認した。亀山市長は「がれきの記憶がなくなることが復興への意欲につながる」と強調した。
宮城県では、津波などで通常の廃棄物の19年分に相当する1569万トンのがれきが発生。特に石巻市は被災市町村で最多の616万トンに上る。同市で散乱していたがれきの撤去は終わったが、今後の家屋の解体などで発生する分も含めると、仮置き場に搬入できたのは42%にとどまる。
細野氏は28日午後、仙台市の仮設焼却炉を視察した後、村井嘉浩宮城県知事と会談する予定。






