日中の友好を深めようと、遣唐使の船を再現し、海路で大阪港から上海万博の会場を目指すプロジェクトが5月に始まる。主催の角川文化振興財団(東京)が22日、東京都内で発表した。遣唐使船の建造地として知られる倉橋島(呉市)にも立ち寄り、交流イベントを計画している。
船は全長30メートル、幅10メートルの木造。5月15日に大阪港を出港し、瀬戸内海を手動のオールとエンジンスクリューで進む。長崎県沖から輸送船に乗せ、6月12日に上海に到着する。事業費は2億円。
倉橋島への寄港は5月19日を予定。地元の遣唐使船保存グループとの交流会などを企画する。船のこぎ手は広島県内などで公募する方針。
【写真説明】再現する遣唐使船の完成イメージ
|