パン製造販売のタカキベーカリー(広島市安芸区)は8日、スプーンで食べられる柔らかい介護食用のパンを発売する。病院や施設向けに販売拡大を目指す。同社によると、介護食用のパンは大手メーカーでは珍しいという。
開発したのは、シロップに漬けて柔らかくした「らくらく食パン」。8センチ四方で厚さ1・5センチ。焼いたパンを砂糖などが入ったシロップに漬けて仕上げた。小麦粉や卵などを独自の比率で配合し、スプーンですくって食べられるようにした。
介護施設ではパンを望む高齢者の声があり、牛乳で溶かして食べるなどしているという。新製品は、形を崩さずに食べられる点が特長としている。価格は個別に交渉する。
同社が介護食を手掛けるのは初めて。東京で9、10日に開かれる介護食などの見本市に出品し、医療機関や介護施設への販路を開拓する。
【写真説明】スプーンですくって食べられる介護食用のパン
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