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大竹市は、昨年10月から3月までの予定で実施しているコミュニティーバスの試験運行を、1年間延長する。年間を通じた利用状況を把握し、本格運行に向けた検討材料とする考えでいる。
コミュニティーバスはJR大竹―玖波間を結び、10月26日から運行している。市沿岸部の大竹、小方、玖波3地区の連絡性アップを狙い、バス停17カ所を設置。運賃200円(小学生100円)で、1日16便を走らせている。
運行開始から1月末までの利用実績は延べ1万4152人。1便当たりの平均乗客数は4・5人で、採算ラインとする目標の6人を下回っている。
市はしかし、「高齢化が進む地域では利便性の高い公共交通の整備が重要」と強調。通年の利用実態や利用促進策の効果を検証するため、4月以降も試験運行を延長する方針を決めた。
市は、年間の運行経費を約3千万円と試算。運行経費の3分の1を運賃収入でカバーし、残る赤字額を補てんする。入山欣郎市長は「市民の暮らしやすさを支える公共交通網を整備したい。路線の拡大も視野に、工夫しながら試験運行を続ける」としている。
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