土用の丑(うし)の日の26日、広島市内の鮮魚店や専門店は早朝から、うなぎのかば焼きづくりに追われ、店先に香ばしいにおいを漂わせていた。
中区江波本町の榎並鮮魚店は、普段の約8倍の800匹を仕入れた。この日は午前2時から、店主の榎並哲朗さん(75)をはじめ家族6人が総出で働いた。約50年前から守ってきた自家製タレに漬けたうなぎを、備長炭の火で焼き上げていた。
広島市中区は午前中から、気温が真夏日の30度を超えた。榎並さんは「今年は脂の乗りがいい。栄養たっぷりのうなぎで、厳しい暑さを乗り切ってほしい」と、うちわをせわしなく動かしていた。
動画はこちら
【写真説明】煙に包まれながらうなぎを焼き上げる榎並さん=26日午前9時45分、広島市中区(撮影・藤井康正)
|